知っとこ!
今週コレ知っとこ!

“夏休み!撮って・見て楽しい 生き物写真家”のこと知っとこ! 2010/08/07

夏休み真っ只中!お出かけした思い出を写真で残す人も多いと思いますが、
今回はシャッターを押すのが楽しく、出来上がりの写真を見ても楽しい、
そんな生き物を撮る写真家をご紹介!
女性の視点で虫を撮る!女性昆虫写真家!
海の宝石に見せられたダイバー!
動物園でとるアイディア写真!
夏休み!撮って・見て楽しい!「生き物写真家」のこと知っとこ!

“生き物写真家”のこと知っとこ! (1)女性昆虫写真家

長野県は軽井沢。大自然の中でカメラを構えている女性がいました。
女性昆虫写真家の水上みさきさん。
17年前に、昆虫写真家の第一人者、海野和男さんの写真と出会い、
衝撃を受けすぐにカメラを購入したそうです。
昆虫に魅せられた水上さんが撮る写真の特徴のひとつは、空や風景を取り入れた写真。
その作品は小さな昆虫をアップで撮影するといったこれまでの昆虫写真と
一味違います。
蜜を吸っているミツバチを撮影してもらいました。
背景を計算しミツバチに近づいて撮影。ミツバチが主役でありながら
周りの状況もよく分かる写真になっています。そのねらいは?
周りの環境も写すことによって、アップの写真では伝わらない、
その昆虫の生態も知ることができるんです。
一枚の写真でどんな昆虫なのかを表現できていますよね。
アキアカネの食事シーンも・・・
どんな場所でどんな物を食べているのかを見事に表しています。
水上さんのような写真を撮るには、広角のレンズで昆虫にかなり接近して
撮らなければいけません。そんなときは、本格的な一眼レフのカメラより
コンパクトデジタルカメラが便利なんだそうです。

被写体の昆虫を見つけたからといってすぐ駆け寄らず、ゆっくり近づくのが
逃げられないコツ。すると・・・とっても近寄れちゃいます。
川も映って、トンボの表情も伺える臨場感ある写真を撮ることができました。
みなさんも夏休みに身近な昆虫を撮影すれば、新たな発見があるかも
知れません。

“生き物写真家”のこと知っとこ! (2)海の宝石に見せられたダイバー

続いてやって来たのは、沖縄県は座間味島。那覇から高速船で1時間。
人口およそ600人の小さな島。
そんな南の島で生き物の写真を撮っている方がいらっしゃいます。
何の写真を撮っているのか聞いてみると・・・  
ウミウシ?
そう!ウミウシとはその色鮮やかな美しさから「海の宝石」と言われる不思議な生き物。
そんなウミウシを撮影して30年。ウミウシ写真家の第一人者小野あつしさん。   
子どもの頃から生き物が大好きだった小野さん。小学生の時に福島県の蝶を70種類も集めました。大学時代は伊豆でハゼの種類を研究。
そして23年前に生態系の豊富な沖縄座間味へ移住し、ダイビングのガイドをしながらウミウシの写真を撮り続けているんです。
10年かけて集めた600種類もの写真で図鑑を発売すると、ダイバーの間で大人気に。
またフィギュアを作るほどウミウシを愛しているんです。一人の男の人生を変える魅力がどこにあるのか、ウミウシの撮影に同行させてもらいました。

きれいなさんご礁や熱帯魚には目もくれず壁沿いを探す小野さん。
何か見つけたようですよ!
いました!ウミウシ!
意外と小さいですね!ウミウシは体長1cmにも満たないものがいるほど
小さな生き物なんです。
写真はそんなウミウシに大接近して撮影。
色合いといい形といいホント不思議な生き物です。そもそもウミウシは
何の仲間かというと・・・巻き貝と同じ軟体動物門の腹足綱(ふくそくこう)に分類され、一般的に貝殻を無くした巻貝といわれているんです。

ウミウシは写真で見ると大きく見えますが、実物はわずか5mmほどしかありません。
そのためウミウシの撮影は海流の中でしっかり体を固定しないといけないので大変。
1mmずれたら全くピントが合わないんだとか。そんなウミウシの魅力を小野さんに
尋ねてみると・・・色や形、生態などその未知な部分が一番の魅力!だとか。
熱帯魚とは違い、ウミウシは誰も見たことがない新種を見つけることも可能。
現在まで小野さんは数十種類のウミウシの新種を発見し、その名前も付けてきました。
子どもの頃からの好奇心旺盛さは変わっていませんね。
小野さん何やら珍しいウミウシを見つけたようですよ。
ん?どれどれ?取材したスタッフには海藻かごみにしか見えなかったんですが、
なんとカラジシウミウシの動画を初めて撮ることに成功!
貴重な瞬間に立ち会うことができました。

“生き物写真家”のこと知っとこ! (3)動物園で撮るアイディア写真

続いてやって来たのは、千葉市動物公園。
園内でカメラを構えている男性が次の生き物写真家さん。
鳥の写真を撮っているようです。しかし、なかなかシャッターを押さないですね・・・
炎天下の中、20分もシャッターを押さずに待っていますが一体、どんな写真を撮っているんでしょうか?
それは「カメラ目線!」
動物がカメラの方を向いた写真をこだわって撮っている写真家でライターのやきそばかおるさん。
カメラ目線の写真だけでなく、振り向く前と振り向いた後の2枚を1セットで
撮影するのがこだわりだそうです。確かにカメラ目線の前の写真と並べることによって、
振り向いているというのが分かり、よりカメラ目線の印象が強くなりますね。
動物達が何か語りかけてきそうにも思えます。
木にぶら下がったナマケモノのカメラ目線・・・
レッサーパンダは「どうも!」っと挨拶しているようなカメラ目線。
布で遊んでいるチンパンジーは、「ヘイまいど!」暖簾をくぐるしぐさのカメラ目線。
二頭の動物が同時にカメラ目線をしてくれるのはとてもレアなケースなんだそうです。

5年前に動物園で撮った写真が偶然カメラ目線となり、「コレは面白い!」と
撮り始めたやきそばさん。今まで全国93か所もの動物園を回り、1500枚ものカメラ目線写真を撮ってきました。
千葉市動物公園といえば、約5年前に一躍人気者になったレッサーパンダの風太くん。
有名な立ち姿を見られると思いきや、ちょっと夏バテ気味?
というわけでお昼寝中のレッサーパンダのカメラ目線を狙うことに!
しかし、なかなかカメラの方向を向いてくれません。
呼びかけたり音をたてれば振り向いてくれそうですが・・・。
撮るコツは、粘り強く待つのみ。最長で2時間半も待ったことがあるんだとか。
レッサーパンダの前で待つこと20分。やっとこっちを向いてくれました!
ちょっと寝ぼけた表情のかわいいカメラ目線を収めることができました。
続いて狙っているミーアキャットもなかなかこちらを向いてくれません。
・・・と、変わった体勢でうとうとしているミーアキャットを発見!
人間の子どもみたいにカックン。
カメラ目線を撮ろうと待っている間に偶然撮れちゃった写真集。
眠たそうなホッキョクグマが・・・ん〜っと伸び!
だらしなく寝るマレーグマ、鼻で足を引っ張る象、オオカミのお尻を蹴るカラスにあごを乗せて眠るコツメカワウソ。
ほんとにいろいろな表情を見ることができますね。

暑い夏にやきそばさんがおすすめする動物園が、埼玉県の東武動物公園。
日中、バテバテの動物と同じく人間も撮影どころではありません。
しかしこちらは、夏の週末、他よりかなり遅くまで開いているので、動物が動き出す夕方からでも涼しく観察することができます。

人気者のホワイトタイガー。そして、シロフクロウのカメラ目線写真も撮れましたよ。
クールなシロフクロウが・・・にっこり!目が細くなり笑っているように見えます。

カメラをもってゆっくりゆっくり動物園をまわれば、動物たちの新しい顔が見えてくるでしょう。

VTRでご紹介した 千葉市動物公園 のお問い合わせ先

千葉市動物公園

住所 千葉市若葉区源町280番地
電話 043−252−1111
開園時間 午前9時30分〜午後4時30分
(ただし、入園は午後4時まで)
休館日 月曜日
入園料 大人:500円 
小人(小・中学生):100円

VTRでご紹介した 東武動物公園 のお問い合わせ先

ハイブリッド・レジャーランド 東武動物公園

住所 埼玉県南埼玉郡宮代町大字須賀110
電話 0480-93-1200
開園時間 午前9時30分〜午後6時
※閉園時間は季節により異なります
※8月の土曜日は花火開催日のため午後9時まで
※8月の日曜日・お盆は午後7時まで
休館日 8月は休館日なし
入園料 大人:1500円
こども:700円
※入園料のみ。その他、遊園地での乗り物代等は
  別途必要になります

スタジオでご紹介した 江戸川区自然動物園 のお問い合わせ先

江戸川区行船公園(行船公園サービスセンター)

住所 東京都江戸川区北葛西3−2−1 行船公園内
電話 03−3680−0777
開園時間 午前10時〜午後4時30分
※土・日・祝は午前9時30分〜
休園日 月曜日
入園料 無料