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今週コレ知っとこ!

絶景と絶品グルメが味わえる 山小屋ごはんのこと知っとこ! 2009/10/03

少しずつ涼しくなり、お出かけするには一番いい季節になりました。行楽の秋本番です。
最近の登山ブームで、多くの人が山を訪れています。山登りの楽しみと言えば、、、、やっぱり山の上で食べる「ごはん」ですよねー。
山を登った後、心地よい疲れと共に食べるごはんは格別!
と言うわけで今回は、絶景と絶品グルメが味わえちゃう「山小屋ごはん」のこと知っとこ!

山小屋ごはんのこと知っとこ!(1)清水茶屋

まずやってきたのはご存知高尾山。都心から1時間、初心者向きなのでたくさんの人が訪れています。
ミシュランの三ツ星観光地にも選ばれ登山ブームの象徴的な山。
今回は、そんな高尾山のもう少し奥まで足を伸ばしてみましょう。
高尾山の北側、神奈川県との境にあります、陣馬山(じんばさん)。この山のおすすめの山ごはんをハイカーに聞いてみました。
和田峠にある登山口から歩いて登って30分。陣馬山の展望台付近に立っているのが「清水茶屋」。
数ある小屋の中でも人気の山小屋です。ありました「けんちん汁」。おばさんが考えたメニューを守り、作っているのが清水正文(まさふみ)さん。
清水茶屋の名物山小屋ごはん「けんちん汁」。とにかく具だくさん!
山登りで減ったおなかを十分に満たしてくれます。煮干もそのまま具としていただきます。
いい景色を眺めながら食べるけんちん汁。ここでしか味わえない味です。

VTRでご紹介した 清水茶屋 のお問い合わせ先

『清水茶屋』

電話 0426−87−2155(一般宅のため深夜の問い合わせはご遠慮下さい)
アクセス 東京都道521号線和田峠より徒歩30分
けんちん汁 500円

山小屋ごはんのこと知っとこ!(2)かげ信小屋

続いて、高尾山と陣馬山の間にある影信山(かげのぶやま)の名物山小屋ごはんを求めてやってきたのは、
小仏峠から沢沿いの山道を歩いて1時間30分のところにあります「かげ信小屋」。
素朴で歴史を感じられる山小屋です。ご主人は青木公男(きみお)さん。
そう、具材は山のふもとにある自宅の畑で採れたものを使っているんです。
こちらが裏山で採れたという「なめこ」。市販のものに比べ、かさが大きいのが特徴です。
青木さんは山菜や葉っぱを採りながら山を登ります。
青木さんのお父さんが山小屋を始めたのが昭和3年。父親の思いと登山者の為に今も山を登り続けています。
名物のなめこ汁。お椀にコレも畑で出来たゆずの皮を入れてから注ぎます。
こちらが、かげ信小屋の名物山小屋ごはん、なめこ汁。
大きななめこがたくさん!これからの寒い季節でも七味をかければ十分あたたまります。
また、なめこうどんも人気のメニューです。

VTRでご紹介した かげ信小屋 のお問い合わせ先

『かげ信小屋』

電話 0426−61−2057(一般宅のため深夜の問い合わせはご遠慮下さい)
アクセス 高尾駅からバスで小仏バス停下車。徒歩1時間30分
なめこ汁 250円
なめこうどん 500円

山小屋ごはんのこと知っとこ!(3)芳ヶ平ヒュッテ

続いてやってきたのは、群馬県は草津温泉の近くの白根山。
標高2160mの活火山です。目指すのは、そこから歩いて約1時間の芳ヶ平。道のりは険しくなく初心者でも楽に歩けます。
眼下に広がるのが「芳ヶ平」(よしがだいら)。紅葉と同じような赤い屋根が見えます。こちらが「芳ヶ平ヒュッテ」。
リピーターも多い人気の山小屋です。入ってみると、管理人のご夫婦が出迎えてくれました。
ご主人の新堀(しんぼり)研二さんと奥さんの弘子さん。看板犬のバードとフロールもお出迎え。
中は、山小屋とは思えないほどオシャレ。街中のカフェのよう。お茶をしたり、ランチもいただけます。
歩き疲れた体にはうれしい小屋です。ご主人に小屋の周りを案内してもらいました。
もともとこのあたりは火山口でそこに泥などがたまって湿原になっていたんだとか。
四季それぞれの顔を見せる湿原です。こちらの人気の山小屋ごはん、それはパスタ。
普通沸点は100℃ですが、こちらでは94度から97度なんです。
時間より長く茹でてもアルデンテになるんだとか。高い所ならではのパスタです。
その日ある食材で作るので、種類は様々。また、お客さんの年層を見て決めるんだとか。
また唯一ご主人が作るメニューで、5種類の粉をブレンドしたこだわりのワッフルが人気。
ご主人がカナダに住んでいた時に学んだというワッフル。
そのもの自体は甘くなく粉の香りが香ばしいのが特徴。ブラウン系の粉をブレンドしているので、腹持ちがいいのが人気のわけ。
甘酸っぱい手作りコンフォートとの相性は抜群です。冬は一面雪に覆われ、物資の運搬はスキーを履いて山を上り下りしなければなりません。
不便さをあえて楽しんでほしいと言うお二人。都会の喧騒を忘れ大自然の中でのおもてなしを体感できる山小屋です。

VTRでご紹介した 芳ヶ平ヒュッテ のお問い合わせ先

『芳ヶ平ヒュッテ』

電話 090-4060-6855
アクセス 群馬県草津白根レストハウスより徒歩1時間
1泊2食 7500円(要予約)
おまかせパスタセット Tea付 1000円 ※ランチメニュー
オリジナルワッフル  800円

山小屋ごはんのこと知っとこ!(4)丸川荘

続いてやってきたのは、山梨県にあります日本百名山の一つ、大菩薩嶺。
小さな峠、丸川峠にある山小屋『丸川荘』を目指します。山小屋のご主人に案内してもらいましょう。
登山口から歩くこと2時間半。大きな岩がごつごつした山肌になってきました。
これは岩塊斜面(がんかいしゃめん)といって大昔に割れた花崗岩(かこうがん)が山肌をすべり落ち、とどまって出来たもの。
このあたりは北側斜面で日当たりがなく湿気が多いので岩の周りを苔が覆い幻想的な風景になっています。
絶滅の危機にさらされている天然記念物のヒカリゴケ。レンズ状の細胞が多く伸びているため光に反射して光っているように見えるんです。
さて、山小屋のある峠に着きました。
丸川峠の木々に囲まれて建っているのが、丸川荘。青いトタンの屋根が特徴の小さな小屋です。
ご主人の夢を実現するため26年前に先代から小屋番を引き継ぎ、今は木彫りをしながら小屋で暮らしているんです。
飾られている木彫りの作品はご主人の手作り。こちらのお地蔵さんもご主人が彫ったもの。
常連さんからの差し入れの地元の野菜「坊ちゃんかぼちゃ」。ソフトボール大の小さなかぼちゃを使った山小屋ごはんが人気です。
こちらが名物山小屋ごはん「ぼっちゃんかぼちゃの丸蒸し」。
ホクホクかぼちゃの甘さときのこのバター風味がベストマッチ。身も心も温まるメニューです。
また朝の名物山小屋ごはんがあるそうなんですが、それは、そう「とろろごはん」。
山芋をたっぷりすって、すりごま、酢、しょうが、砂糖、醤油で味付け。
ご飯は薪でかまど炊き。炊き立て熱々のご飯をよそい、とろろをたっぷりとかけます。
ショウガが効いていて食欲がそそり、一気にいただけます。
山歩きしてもバテない力をもらえる山ご飯です。小屋の南側には富士山が望めます。
さぁ、皆さんも絶景と絶品の山小屋ご飯を求めて山を登ってみてはいかがですか?

VTRでご紹介した 丸川荘 のお問い合わせ先

「丸川荘」

電話 090-3243-8240
アクセス 国道411号線柳沢峠より徒歩2時間半
1泊2食 6615円(要予約)