知っとこ!
今週コレ知っとこ!

夏休みに行きたい!沖縄通になれる旅 知っとこ! 2009/07/18

いよいよやってきました、夏休み!皆さん、夏の旅のご予定は?
そこで今回、知っとこ!がオススメするのは、沖縄!
しかーし、そんじょそこらの沖縄案内じゃあ面白くない。
せっかく行くなら、素顔の沖縄を知ってもらいたいもの。そこで!
中尾さん夫婦が、本物の沖縄観光に御招待。地元っ子が愛する激安、超レアグルメから
観光客が訪れない、景色を一人占めできる穴場のビーチ、
さらには沖縄ならではの逸品と、それを生む匠の技にも密着。
夏休み突入SP!中尾夫妻オススメ!沖縄通になれる旅のこと、知っとこ!

沖縄通になれる旅知っとこ!(1)食堂花笠

まずは沖縄の基本中の基本、那覇の中心部市場本通りへ。
もちろんなじみの店も多い界隈、この日、中尾さんと志乃さんが立ち寄ったのは…
1日に千個を売り上げるという人気のお店。と、いうのも沖縄ですがこれはほんの一部。
観光客でごった返す界隈よりも実は、1本裏の路地に入るのが、沖縄通の歩き方。
張り巡らされた細かな路地を、気の向くままに歩いてみるのもおススメ、
昔から変わらない沖縄の顔に出会えます。どこか、アジアの一角に迷い込んだような風景。
そんな小さな路地で出くわすのが、町の人が普段利用する食堂。こういうお店のほうが、
本当の沖縄食を楽しめるってモノ。そんな一軒、国際通り裏の食堂花笠へ。
ここで、覚えておいたほうがいい沖縄食堂のルールをご紹介。壁にかかったメニュー、
おかずの名前しか書いてありません。「ご飯は別に頼むのか」と、
うっかり「ゴーヤチャンプルーと味噌汁とごはん」なんて発注したらえらいこと。
沖縄食堂の料理は大抵ご飯はセット。つまり、ゴーヤチャンプルーのごはんに、
味噌汁のご飯、そして単品で頼んだご飯がきて、ハイ、食べられません、となります。

VTRでご紹介した食堂花笠のお問い合わせ先

『食堂花笠』

住所 沖縄県那覇市牧志1-2-11
TEL 098-867-3880

沖縄通になれる旅知っとこ!(2)豆腐屋食堂

沖縄料理の定番、ゴーヤチャンプルーの「チャンプルー」とは、 炒め物の意味、豆腐が入るのが決まりです。その豆腐も、沖縄ではもちろん、島豆腐。
独特の、固くて濃厚な豆腐は、炒め物には最適なんです。
その島豆腐を味わうならここ、と中尾さん夫妻に案内されたのが豆腐屋食堂。
その名の通り、食堂の横にお豆腐作りの工場が。
よって、いつでも出来たての島豆腐を味わえるというわけ。
沖縄の豆腐は、豆を煮ずにそのまま絞ります。
こちらではその日の天候や湿度などで仕込む時間を日々変えるそう
普通豆腐には使わない軟水で作るのも、口当たりを良くするため。
そんなこだわりの島豆腐、固める前に別にとっておくのがこれも沖縄の定番、ゆし豆腐。
濃厚な大豆の香りと甘味が味わえる、食堂の看板メニューです。
沖縄では夏でも、このように鍋仕立てで頂くのが一般的。
中尾さんも沖縄から帰るときに立ち寄ることが多い、癒しの味です
豆腐から作られるさまざまなおかず、白和えに厚揚げ、おからどれもヘルシー。
更にびっくりなのが、中尾さんもかつて挑戦して、そのボリュームに驚いた豆腐屋定食。
ゆし豆腐をはじめ、10種類ものおかずがついて1000円のお値打ちプライス。
損得抜きのおもてなしが、沖縄精神の真髄。中尾さんを惹きつける所以です。

VTRでご紹介した豆腐屋食堂のお問い合わせ先

『豆腐屋食堂』

住所 那覇市山下町1−24
TEL 098−857-3839

沖縄通になれる旅知っとこ!(3)八重食堂

沖縄に行ったら、必ず食べて帰りたいものの一つが、そう沖縄そば。
中でも骨付きのソーキが入ったソーキそばは名物。
そのソーキそば発祥と言われる店の味を受け継ぐのが沖縄北部の名護にある、八重食堂。
スープはヤカンで別に注いでくれるのがここのシステム。
スープが足りなくなれば、注ぎ足しも自由、なんだとか。
そして、ヤカンとともにこの店にお客を呼び寄せるのが、
看板娘の沖縄おばあ、みんなに八重ちゃん、と呼ばれています。
87歳の今も元気な、お店の顔です。
常連はもとより、観光客にもすぐに話しかけ、打ち解けます。
昔話から、町の噂話まで、ときには2時間話し込むこともあるそう。
八重ちゃんのおばさんがやっていた、ソーキそば発祥の店といわれる食堂。
子供のころからお店を手伝っていた八重ちゃん、やかんでスープを運ぶのは、
その当時からの伝統なんだそう。スープがこぼれない、冷めない、麺が伸びない、と
いいことずくめのスタイルが、今に引き継がれています。
今のお店を開いて30年以上、もはや、アイドルといっていいほどの人気を誇る八重ばあちゃん。
その笑顔に会うため、全国からリピーターが訪れます。

VTRでご紹介した八重食堂のお問い合わせ先

『八重食堂』

住所 名護市城1-9-3
TEL 0980-52-3286

沖縄通になれる旅知っとこ!(4)ブエノチキン普天間店

沖縄を代表するお肉といえばもちろん、豚、ですが鶏肉にも沖縄っ子に馴染みの料理があることをご存知ですか?
それが鶏の丸焼き、その名もブエノチキン。33年前、沖縄に誕生した独特のスパイシーなチキンのことなんです。
豪快に店頭で丸焼きにされるこのブエノチキン。生みの親が、今でも毎日一人で、仕込みを手掛ける伊佐さん。
移民していたアルゼンチン、ブエノスアイレスで覚えた味。
にんにくやたまねぎなど、13種類の野菜やハーブを、くりぬいた鶏に詰め、一晩寝かせます。
日本人向けに味は少しマイルドにしていますが、香辛料は今でも南米から送ってもらっているそう。
じっくり2時間、時間をかけて焼くのは、丹念に脂を落とすため、焼いた後では、重さが3分の1減っているそう。
なので見た目よりもヘルシーで、何より4人前に相当する1羽が1200円という安さも人気の理由。
沖縄では、パーティのご馳走として重宝されるブエノチキン、クリスマスシーズンは実に2千羽を売ります。
今では息子さんにも引き継がれている、土地に根付いた立派な沖縄グルメです。

VTRでご紹介したブエノチキン普天間店のお問い合わせ先

『ブエノチキン普天間店』

住所 宜野湾市普天間1-28-13
TEL 098‐893‐4527

沖縄通になれる旅知っとこ!(5)ブラジル食堂

続いても南米、ブラジルゆかりの味をご紹介。名護にある、その名もずばり、ブラジル食堂。
沖縄は、積極的に南米への移住者を募った県、戦前ブラジルに渡った山下利明さんもその一人。
帰国後オープンしたのがブラジル食堂。
ブラジル時代、コーヒー農園で働いていた利明さん、帰国後、当時の日本のコーヒーのまずさにショックを受け、
本場ブラジルのコーヒーの味を伝える専門店を開こうと決心しました。
そんな利明さんと苦労をともにした奥様の千恵さん、ブラジルで知り合い結婚してから半世紀夫を支え続けてきました。
しかし、当時日本では珍しかったエスプレッソ。お客の反応は今ひとつでした。
個人の嗜好より、安くて美味しいものが優先された時代、平行して沖縄そばも出すお店にしました。
千恵さんの作るこの味が受け、今では沖縄そばの名店の一つとしてあげられることもしばしばです。
息子さんの代になって、店名にふさわしく、ブラジルの郷土料理も出すようになりました。
コーヒーの味は、父が残したままのやり方を受け継いでいます。大事に守り、伝えてゆく家族の味です。

VTRでご紹介したブラジル食堂のお問い合わせ先

『ブラジル食堂』

住所 名護市字宇茂佐1703-6
TEL 0980-53-5045

沖縄通になれる旅知っとこ!(6)金武酒造

沖縄本島の真ん中、金武(きん)町。地下30メートルの鍾乳洞に所狭しと並べられた泡盛の瓶。
じっくりと熟成される古酒、いわゆるクースになるためです。
年月を経るほどにまろやかさを増すといわれるクース。この鍾乳洞では最低5年は寝かせます。
直射日光が差さず、年間通じて温度は常に18度という安定した環境で、深みを増していきます。
そう、ここのクースは個人がそれぞれキープしているもの。来るべき開封の時期を待つ酒瓶。
一つ一つ違う、1万通りの思いが込められています。子どもの成人を楽しみにするもの、
将来の約束の記念として飲むもの、さまざまです。

VTRでご紹介した金武酒造のお問い合わせ先

『金武酒造』

住所 国頭郡金武町字金武429番地
TEL 098-968-2438

沖縄通になれる旅知っとこ!(7)東大

那覇の盛り場、栄町(さかえまち)にやってきました。沖縄の東大はおでんのお店。
いつもカウンターに陣取るという中尾さんと志乃さんおでんの前に食べる定番のメニューがあるそう
沖縄ならではの食材の定番、ミミガー、豚の耳です。
これだけ入って300円、ここも庶民の頼もしい味方です。
添えられた豚の心臓ハツも臭みがまったくないと評判です。
昔ながらの酢醤油仕立て、肉厚でコリコリしているのもここのミミガーファンが多い理由。
この店を預かるのが、長濱美也子さん那覇きっての盛り場だった栄町で55年の歴史を誇る東大の、
3代目となる女将です。親子揃って常連というお客がざらにいる、那覇の文化を担ってきた名店。
子どもの頃、おつかいでおでんを買いに来た思い出を持つ人も大勢いるそう。
季節の葉野菜をさっと湯がいて乗せるのも東大風。
そんなおでん以上という人気メニューが、中尾さん、志乃さんも大絶賛のちょっと不思議な食べ物。
それがテビチ、沖縄ではそう呼ばれる、いわゆる豚足のことです。
それをカリカリに焼き上げると、驚くほどあっさりと骨から身がはがれます
中はぷりぷりで、もちろんコラーゲンたっぷり中尾さんが北京ダックのようだと形容した見事な出来。
この大きさで千円、もっと値段を上げても、という声もあるそうですが…
東大のテビチが万人に美味しいといわれる理由は、丁寧な下処理にあります。
蒸して脂を落としたテビチを、更にだしの中で3時間、こまめにアクをすくって煮詰めていきます。
通うほどにはまっていく深〜い店、沖縄の東大は大人が集う夜の学び舎です。

VTRでご紹介した東大のお問い合わせ先

『東大』

住所 那覇市安里388-8
TEL 098-884-6130

沖縄通になれる旅知っとこ!(8)ふれあい広場 食と館

沖縄のきれいな海を楽しむのに手近にいける、島、があるんだそう
中尾さん夫妻も時々来るというその島は、那覇の中心部から車で20分のところにある、セナガ島です。
なので帰りのフライトギリギリまで沖縄の光を感じたい人にはオススメのスポット。
頭の上を飛行機が通るビューポイントなんです。観光客が旅の帰りに訪れるのもいいですが、
飛行機が間近に見られて、更に見事な夕日の名所、となれば…
そう、沖縄の若者が集う絶好のデートスポットになっているんです。
那覇に暮らすほとんどの人の青春の記憶に刻まれた島、それがセナガ島です。

そして沖縄には、橋を渡っていける、船要らずのおすすめアイランドが他にもあります。
例えば、4年前に橋が開通して、一気にその魅力を花開かせている本島北部の、
古宇利島(コウリジマ)エメラルドグリーンの海が出迎える、沖縄本島とはまた違う魅力を持つ、
のどかな島です。そしてこの時期の古宇利、海とは違う、もう一つの楽しみがあります。それが、ウニ。沖縄きってのウニの生息地でもある古宇利島、
8月いっぱいまで、島で取れるウニ丼があちこちで食べられるんです。
この春オープンした、橋を渡ったところにある食堂ではボリューム満点のウニ丼が1500円。
他にも、刺身もついた沖縄名物、海ぶどう丼も人気。どちらを選んでもはずれなし、の美味しさです。

VTRでご紹介したふれあい広場 食と館 のお問い合わせ先

『ふれあい広場 食と館』

住所 今帰仁村古宇利 323−1
TEL 0980−56−5574

沖縄通になれる旅知っとこ!(9)ぶどうの樹

そして海だけでなく、島の内陸に行けば、沖縄らしい素朴な景色に出会えるのも古宇利島の魅力。
手つかずの沖縄の原風景です。そんな古宇利でゆっくりとしたい方にオススメなのが、ゲストハウスぶどうの樹。
ゆったりとしたリゾート気分が味わえます。
宿の建物は、築50年の沖縄古民家。どっしりとした柱や、瓦屋根が出迎えます。
4年前の橋の開通を機に、ここで宿をしようと思い立ったのが大城宗子(オオシロムネコ)さん、
元々は…もう使わなくなっていたご主人の実家を、素敵な隠れ宿に変身させました。
1日2組も予約が入ればいっぱいになってしまう小さな宿ですが
日頃のあわただしさを忘れて心を解き放てる憩いの空間です。
どこか、東南アジアのリゾートを思い起こさせる寝室。
大城さんの予想と違い、客層は思いのほか若い人が多いそう。
ご自身も若返るみたい…夏でも涼しい木陰は一等席。
この居心地のよさにはまってしまう人も多く、宿を手伝うナツミさんもその一人。
高台なので昼間は思ったより涼しい風が駆け抜けます。夜には満天の星が広がるそう。
大城さんお手製の紅芋を使ったケーキやお餅も好評、これだけ食べにくることもできます。
そして、大城さんの手が空いているときには、とっておきの秘密の場所に案内してもらうことも…。
透明な海がどこまでも広がる海岸、地元の人しか知らない古宇利島きっての景観です。
潮が引いているときは、自然が作った水族館が出現。今が盛りのウニがそこかしこに見られます。
この絶景を一人占めできる古宇利島、何もないのことが素晴らしい場所です。

VTRでご紹介したぶどうの樹のお問い合わせ先

『ぶどうの樹』

住所 今帰仁村古宇利756
TEL 090-4470-3785

沖縄通になれる旅知っとこ!(10)ルック・イン・ルック

沖縄を南北に貫く大動脈、58号線。
中でも、ここ宜野湾界隈は、アメリカ雑貨の店や家具店が軒を連ねます。
そんな1軒がルックインルック、
置いてあるのはほとんどが中古家具、中でも米軍からの放出品の品ぞろえが豊富なお店、
中尾さんも時々訪れます。頑丈さ、使い勝手はもちろんのこと、長年にわたる人気の秘密はそのお値段。
中古とはいえびっくりするような安さ。こちらのチェストは下士官に支給されるもの。
シンプルなデザインと丈夫さで人気のモデル。
掘り出し物に出会えるかもしれないアメリカ家具の店、これも沖縄です。

VTRでご紹介したルック・イン・ルックのお問い合わせ先

『ルック・イン・ルック』

住所 宜野湾市大山6−16
TEL 090-6892-9401

沖縄通になれる旅知っとこ!(11)マキノコ製作所

沖縄で行きかう人の足元、よく見れば地元っ子ほど履いているのがビーチサンダル。
普段街中でもはくこのサンダルは、島ぞうり、と呼ばれています。
この島ぞうりを、可愛く大変身させる、デザインサンダルが今、大流行しているんです。
元サーファーたちが、自分の島ぞうりが分かるように、とイニシャルを彫っていたことにヒントを得たというサンダルのニュースタイル。
特に人気のデザインのものは、那覇のマキノコ製作所で作られています。
製作所、といっても作り手は小山さんただひとり、すべて型を使わず、手彫りで仕上げます。
ゴムの部分が2層に分かれている島ぞうり、白い部分を切り取り地の色を出すことで作り上げていきます。
繊細で時間のかかる工程は、商品のポップさとは対照的な根気のいる作業。
鉛筆でラフにデッサンした部分を、ナイフで切り取っていきます。
ここで失敗すると1足がダメになってしまいます。
ハイビスカスを彩る細かな模様、1ミリに満たない穴を開けました。
そんなデザインも、小山さんが自ら手掛けています。店頭に並んだ端から買われていくというほど、
人気の小山さんの島ぞうり。忙しくなりすぎてかつてのようにフルオーダーを手がけられないのが悩みの種だそうです。
およそ3時間ほどで出来上がる、マキノコ製作所のサンダル。
一つ完成させるまでに、ナイフの刃を3枚はダメにするといいます。
足を乗せるのがためらわれる仕上がり。ですが、どんどん履いてもらうのが自分のサンダルの使命だといいます。
大胆なデザインを続々生み出し、作品とも呼べる出来。しかし目標は、その対極にあるといいます。
人によって違うサイズや好みに、完璧に応えられる職人でありたい。
那覇の一角で小山さんの島ぞうりは、今日もせっせと作られています。

VTRでご紹介したマキノコ製作所のお問い合わせ先

『マキノコ製作所』

住所 那覇市牧志3-6-2-1F
TEL 098−863-5315

沖縄を歩けば、絶対に目に入るならではのものと言えば、そうシーサー。
街角で見かけるものからお土産まで、シーサーを見ずに1日を過ごすことはできないほど。
元々は家の「屋根」に飾られるもの。そんな屋根のシーサーを作る職人が、大城コウユウさん。
沖縄の世界遺産や重要文化財の修復などには欠かせない存在です。
もちろん、現在では需要が少なくなりましたが、一般のお宅のものも手がけます。
屋根に乗せるシーサーは、よそで完成させて持ってあがるんではなくて…。
赤瓦で胴体の骨組みを作り、石灰とわらを混ぜた、昔ながらの漆喰で肉付けします。
材料にこの2つを使うのには訳があります。沖縄の伝統家屋の屋根は、赤瓦を漆喰で固めて作るもの。
これを作った時に出る、いわば廃物を利用して作るのが沖縄の漆喰シーサー。
大城さんをはじめ、屋根のシーサーを作る職人は皆、瓦葺職人でもあります。
75歳の今も沖縄の太陽に照らされながら、屋根やシーサーを作ります。
たてがみや毛並みなどもすべて漆喰で表現。元来が魔よけとして飾られるシーサー。
邪悪なものを家に入れないために、なるべく怖く作るのが、代々屋根職人の大城家で伝えられたならわし。
そんな漆喰のシーサー、乾きを見ながらの作業なので、時には完成までに4日かかることも。
仕上げの着色、大城さんが使う色は赤と黒の2色だけ、これも先代から引き継いだルールです。
大事な目の位置や方向は、特に気を遣う部分。黒と赤で、交互に胴体を塗り分けていきます。
細かい模様をつけすぎると、下から見た時にかえって、ぼんやりした印象のシーサーになってしまうそう。あとひと筆、を我慢する辛抱が大事です。
これが大城さんのシーサー、荒々しくも気高いたたずまいです。
コウユウさんの息子、タカヒトさんも、父と同じ仕事を選びました。
職人の数だけ違う顔があると言われるシーサー。
大城家のシーサーは、それぞれの個性を発揮しながらも代々、同じトーンに貫かれています 。
シーサーを残すことは、職人の誇りも残すこと。半世紀以上繰り返してきた大城さんの仕事はいつも…。
沖縄で何気なく見上げた屋根にシーサーがいたら、それは大城さんが手がけたものかもしれません。