ドラマ30 ドラマ30『銭湯の娘!?』公式サイト 2006年1月30日(月)スタート / 放送終了



あらすじ


■第31話 3月13日(月)
岬が現れ楽の湯解体は中止に。しかし、それはユメが岬家に帰ることと交換条件だったと知り、六郎は激怒。戸惑うユメを見て岬は皆に「ユメとの約束は嘘。2000万は少しずつ返済してください」と提案する。結局その借金はススムが返していくことに決まったが、手をつけない約束のはずの2億が、六郎の分だけ300万足りない。とりあえずは集まった280万を代わりにすることにしたが、300万もの金を何に使ったか言わない六郎に激怒するススム。そして、足りない20万。困り果てている六郎を見て、タクシがお年玉を貸してくれることになった。「勝手なことをして悪かった」と謝るユメに六郎は「今日からもう楽の湯はススムに任せる。女房にしてもらうなり雇ってもらうなり好きにしろ」と言う。ススムは、すっかり従業員になる気のユメを見て、プロポーズは作戦ではないとまたもや言い損ねた。
常連たちは、じゃれあうように言い合う二人を“若夫婦の痴話喧嘩”と囃し立てるが…。


■第32話 3月14日(火)
神棚からオッチャンの辞表が見つかった。理由は1通の手紙。それは、死んだはずのひな子の母親・結城菜々子からひな子に宛てたものだったのだ。勝手に出て行った母親には会わせたくない、ひな子を連れて今日にも出て行く、と言うオッチャン。最初は会わせないことに同意していたユメだが、心配になりひな子に母親との思い出を聞く。「菜々子は馬鹿です」と言うひな子に驚くユメだが、「お母さんはね。死んじゃったんだよ。会いたくっても会えないんだよ」という言葉に、オッチャンには反対することを決める。ススムもそれに同意し、ひな子に母親のことを話すと決めた。
しかしその矢先、何も知らないひな子が学校から帰ってくると、釜場に待っていたのは
――結城菜々子だった!


■第33話 3月15日(水)
突然現れた菜々子。オッチャンがずっと嘘をついていたと知ったひな子は、ショックで従業員部屋に閉じこもってしまう。菜々子はオッチャンに「先におらんようになったのはあんたの息子や。ひな子を引き取りに来た」と言う。「ひな子は渡さない!」と言うススムと「絶対連れ帰る」と言う菜々子に、「ひな子はモノじゃねぇ!」と怒る六郎。そんなやり取りの中、オッチャンは心臓発作で倒れてしまった。
元気付けようとするススムとユメに「私、ユメちゃんとススムおにいちゃんの子供になる」と言うひな子。菜々子は六郎にひな子を連れて帰らせてくれるよう頼むが、それを聞いていたひな子はきっぱり断った。その他人行儀な態度にショックを受け、菜々子は諦めて一人で大阪に帰る決意を固めるが…。


■第34話 3月16日(木)
ひな子が家出? それを知って泣き出す菜々子に、ユメは「母親だったら泣いてないでしっかりしろ」と怒鳴りつけた。皆でひな子を探しに出るものの、必死の捜索にもかかわらず見つからない。一方、ユメの言葉を聞いた菜々子は、六郎に台所を貸して欲しいと頼む。そして、菜々子は六郎に"隠し味"のケチャップを買ってきてくれるよう頼んだ。
一方、必死でひな子を探しつつも見つかず、スカーレットでため息をつくユメ。そこへ、どこからかおいしそうなカレーの匂いが漂ってきた。「娘がいなくなったっていうのに呑気にカレー作りか!」と怒るマスターの足元から……なんと、ひな子が出てきたのだ。
カレーを差し出す菜々子に「……お母ちゃんの味や」というひな子。「おじいちゃん……私、お母ちゃんと一緒に行ってもいい?」と聞かれ、オッチャンは黙ってうなだれた。
マリアに続き、ひな子も出て行くことになり、六郎はオッチャンにも温泉宿で働くよう勧める。人数が少なくなっても若い3人で楽の湯を盛り立ててくれと言う六郎。しかし、それを聞いたアユムは言う。
「兄ちゃん。ごめん。俺ダメだ!楽の湯に居られないんだ!」


■第35話 3月17日(金)
なんと、アユムのCDデビューが決まったと言う。菜々子に誘われ、オッチャンもひな子たちと一緒に大阪へ行くことになり、楽の湯に残るのは六郎とススムとユメだけになってしまった。人手不足にいらだつススムは、消えた300万のことで六郎と喧嘩になってしまう。しかしそこへ、夏子が仕事をクビになったとやってきて、ボイラー係を努めることになった。ひな子はユメに手作りのオカリナを手渡して、菜々子とオッチャンとともに大阪へ。「お母さんの代わりなんて何もしてやれなかった」と泣くユメに、ススムは「そんなことできなくっていいんだよ。どこにも行かないって、それが一番大事なんだ」と慰めた。
その夜、六郎はススムに帳面や生命保険の証書などを渡し、楽の湯を正式に引継いだ。ユメには「何があっても楽の湯を開けろ。ススムのことをよろしく頼む」と言う。
翌朝、六郎が出てこないことを不審に思ったユメたちが部屋を覗くと、部屋はきれいに整頓され、仏壇の前に置手紙が残されていた。――金は必ず返します。探さないで下さい。


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