ドラマ30 ドラマ30『銭湯の娘!?』公式サイト 2006年1月30日(月)スタート / 放送終了



あらすじ


■第21話 2月27日(月)
大学病院の医師・岬の出現に愕然としながらも、なおもユメは実の娘だと言い張る六郎。だがユメは、ススムに「オヤジの娘じゃないそうだ」と告げられ、またもや煙突に登り、泣きじゃくった。一方、自分の間の悪さに落胆する六郎は、「たった1ヶ月だったけど、俺たち親子だったじゃない。父親かもしれない人が名乗っただけで俺たち家族じゃなくなっちゃうのかなぁ」とススムにこぼしながら、酒をあおっていた。
翌朝またやって来た岬は、ユメが差し出したライターを見て「久美子は僕が見合いするという話を聞いていなくなってしまった」と涙を流した。なぜ自分が娘だとわかったのかと問うユメに、「将来結婚して子供が生まれたら“ユメ”って名付けようって話してたんだ」と言う岬。
よかったら僕と一緒に暮らさないか」。その言葉に、ユメは…。


■第22話 2月28日(火)
ユメに形見の写真を見せられた六郎は、久美子とユメが20年程前に楽の湯の常連だったことを打ち明ける。自分は六郎の娘ではないと納得したユメは、DNA鑑定を受けに岬の病院へと向かった。岬はユメの将来を心配するススムに、ユメはやっと見つけたただ一人の家族なのだと話し、ライターを託す。一方六郎は、ユメが出て行かないようにとDNA鑑定の盲点について猛勉強を始める。
結果が出たら楽の湯を出て行くというユメに、ススムは「好きな人との子供がこの世にいるってわかったら…手元におきたいだろうな。いい人だと思うな」と預かったライターを手渡した。
皆の期待をよそに、鑑定結果は予想通りユメと岬が親子であるというものだった。岬は改めてユメに「是非うちに来て欲しい」と頼むが…。


■第23話 3月1日(水)
DNA鑑定の結果を聞いて、ユメは明日にも岬の家に行くと皆に告げる。その決断に六郎は落胆。ひな子も「行かないで」とすがるが、ユメの決意は固い。アユムに知らされて駆けつけた夏子に「金持ちだし、カッコイイし。…お母ちゃんが好きだった人だから」と言うユメだが、誰もいない洗い場で一人声をあげて泣く。ススムはそんなユメに亀吉を手渡した。
翌朝、しょげかえっている六郎に「お世話になりました」と挨拶し、ユメは岬家へ。そこは、楽の湯とは較べようもない、田園調布の豪邸だった。
一方、ユメがいなくなり火が消えたようになってしまった楽の湯。調子の悪いボイラーを見ながら、六郎はオッチャンに言う。「楽の湯、売るか…。――売っちまおう


■第24話 3月2日(木)
岬家でお手伝いさん付の生活を送るユメ。しかし岬は忙しく、一緒に過ごす時間があってもお互い気を遣いあうばかり。一方、楽の湯では六郎とススムが楽の湯を売る決意を固めていた。その話を立ち聞きしてしまった夏子は固く口止めされるが、なんとかユメに伝えようとアユムと作戦を練り、ひな子を岬家へ連れて行く。ひな子に「帰ってきて」と言われて心揺らぐユメ。しかし、作戦に気づいたススムが駆けつけ、楽の湯を売ることをユメに知らせようという目論見は失敗に終わった。
“ユメの本当の幸せ”を願って、想いがすれ違う楽の湯の面々。
ユメは、自分を精一杯大事にしようと振舞う岬に、何とか応えようとするものの…。


■第25話 3月3日(金)
「楽の湯を売る」と言う六郎にススムもアユムも同意し、夜には契約書に調印することが決まった。
そのころ、ユメはこっそり楽の湯の様子をのぞきに来ていた。しかし入ることをためらい、スカーレットで皆の近況だけ聞いて家路に着く。それを知ってこっそり後を追った六郎に、ユメは「これからもずっと楽の湯を続けてくれ」と頼む。
ユメと別れた六郎は岬の病院へ…。岬に楽の湯を売ることを告げ、ユメには黙っていてくれ、ほとぼりが冷めたらユメに渡してくれと半纏の入った包みを託した。ユメを想う六郎の気持ちを知った岬は、その夜ユメに半纏を渡し「辛いかも知れないが、楽の湯のことはすっぱり忘れて、心から僕を父親だと認めて欲しい」と頼む。
楽の湯の茶の間では、今まさに六郎が契約書に判を押そうとしていた。しかし、そこへ飛び込んできたユメ。「オヤジ、お願いだ。楽の湯を売らないでくれ!!

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