ドラマ30 ドラマ30『銭湯の娘!?』公式サイト 2006年1月30日(月)スタート / 放送終了



あらすじ


■第1話 1月30日(月)

母子家庭で育った水沢ユメ(矢口真里)は、まだ見ぬ父を探すため西新宿の銭湯・楽の湯へ向かった。手がかりは、母の遺品の中から見つけた一枚の写真と「RM」と彫られたライターのみ。写真の男に父親と認めさせて、たんまり金をふんだくろうと思っていたユメ。だが、やっと見つけた楽の湯主人の真中六郎(伊武雅刀)は、いかにもいい加減なただのオヤジだった。母の名前にもまるで反応がない六郎に苛立ち、ユメは「ぶっ飛ばしてやる~!」と、やみくもに楽の湯のエントツを登り始めた。それを見つけた近所の常連たちが騒然とするなか、六郎の長男ススム(鳥羽潤)はなんとかユメを降ろそうとロープを持って追いかける。が、胸を触った触らないでもみ合ううち、ユメのポケットの中の写真はひらひらと空に舞い、二人は足を滑らせ…。
―――気づくとユメは布団に寝かされていた。大家族らしい食卓には「えんとつ」と書かれた席が用意され、何事もなかったかのような夕飯。
違う!私は、『私はあんたの、真中六郎の娘なんだよっ!!!』

■第2話 1月31日(火)

奇跡的にほぼ無傷で助かったものの、「煙突娘」とあだ名され一躍まちの有名人となってしまったユメ。「自分は真中六郎の娘だ」と宣言するが、証拠の写真をなくしてしまい信じてもらえない。そのうえ、世話になった恩返しに働く事を命じられてしまう。それならばふんだくれる金を探そうと、ユメは楽の湯の様子をリサーチするが、わかったのは、貯金は少なく居候はいっぱいということだけだった。やけになったユメは酒をあおって次男アユム(杉浦太雄)の銭湯ライブに飛び入りし、「皆の前でおとしまえ付けろ!」と六郎に迫る。しかしそこへ突然、『まごころ不動産』の二人組(石井康太・岡田太郎)を連れて、六郎の義妹・常子(広岡由里子)がやってきた。
『義兄さん、この土地、今売れば2億よ

■第3話 2月1日(水)

なんと、今なら楽の湯の土地が二億で売れると言う。六郎は答えを保留するが、ユメは大金が手に入ると大喜び。なんとか自分を娘と認めさせようと、自ら楽の湯の手伝いを始めた。しかし隣人から、六郎が実は婿養子で、亡き妻みずえに心底惚れて楽の湯に来たこと、彼女との約束のため楽の湯を守ろうとしていることを聞かされる。そんなに奥さんを大事にした六郎が、自分の母には会いにさえ来なかった―――。怒りに任せてみずえの遺影を叩きつけたユメに六郎は平手打ち。『俺が本当に愛した女はな、みずえ一人なんだ
「バカやろう!」と言い捨て、ユメは泣きながら部屋を飛び出した。

■第4話 2月2日(木)

六郎とのいさかいがもとで、楽の湯の法被を着たまま行くあてもなく飛び出したユメ。一方、楽の湯ではユメがなくした写真が発見され、皆ユメは本当に六郎の隠し子かと疑いはじめた。しかし、当の六郎は首を横に振るばかり。
そのころユメは、かつて母親が経営していた美容院の前にいた。そこで親友夏子(朝比奈えり)と “海の家を開く”という夢を語り合ううちに、六郎への怒りが盛り上がってきた二人は、声をかけてきたナンパな男たちをぼこぼこに…。
一方、六郎は一晩帰ってこなかったユメを心配していた。そこへかかってきた電話は、銚子の桑原刑事(川平慈英)から。タクシーでかけつけた六郎は、気を許したユメのボディに、すかさずパンチ!『娘が色々お世話になりました』と頭を下げる。半ば強制的にタクシーに乗せられたユメは、往復のタクシー代を借金として背負うことになってしまった。

■第5話 2月3日(金)

次の朝、六郎は「思い出せないけど本人が言うんならいいんじゃない?」と、家族の多数決でユメを「暫定、娘」と宣言する。
ユメは納得がいかないものの、タクシー代の借金を返すため“取り敢えずの娘”として、ススムから銭湯の仕事を教わることになった。
一方六郎は、2人に楽の湯を任せ、「病院に行く」と嘘をついて銚子に向かった。そこで夏子にユメの過去や夢を聞いた六郎は、帰宅後皆に重大発表があるという。
それは「3ヶ月後に楽の湯を売る」というものだった。


戻る

各ページに掲載の記事・写真の無断転用を禁じます。すべての著作権は毎日放送に帰属します。