第8週のあらすじ
熱海から帰ってきたハナの体はかなり弱っていたが、頑として病院に行こうとしない。
道子は三浦の店を辞め、千鶴は田舎に帰り仁との縁も切れる。
智夫婦も加わり賑やかな正月を過ごし、笑いが戻ってきた若林家だが、ついにハナが倒れ・・・。



第36回(3月15日 月曜)
 クリスマスの日、昭一(古本新之輔)と熱海の温泉へ行ったハナ(丹阿弥谷津子)が気分が悪いと帰って来る。医者は「精密検査を受けたほうがいい」というがハナは嫌がる。
 日は変わって、ハナを入院させようと病院を探していた仁(渡辺裕之)は、レストランに道子(市毛良枝)を呼び出す。2人が話し込む様子を、商談でその店にいた三浦(国広富之)が見ていた。 

第37回(3月16日 火曜)
 「風庵」を辞めることを決心した道子は三浦に打ち明け、握手をして別れる。
 そんなある日、智(岡本富士太)が転勤した上海にいるはずの信子(立石凉子)が自由が丘の家を訪れた。智から電話がかかってくるが、「2度と戻らない」と信子。智が現地の中華料理店で働く女性と仲良くなったのだと怒る信子は、正月も一緒に過ごすことになった。そんななか、道子はこのままハナと同居したいと信子に言い、ハナもその言葉に驚く。

第38回(3月17日 水曜)
 年が明け、若林家はお正月を迎えていた。そこへ、上海から智が信子を連れ戻すためにやって来る。兄弟の家族が揃い、いつになくにぎやかな正月を過ごす若林家。
 一方、千鶴(吉田真希子)が目を離したすきに航平(高橋快聖)がいなくなる。その話を聞いた仁は、家を抜け出して久々に千鶴と会う。その頃、仁に会うために塾に来た航平を菜穂子が見つける。

第39回(3月18日 木曜)
 すっかり仲良しになった菜穂子と航平。だが、故郷に戻ることになった千鶴母子は、仁と菜穂子に別れを告げる。また智と信子も仲良く上海に戻っていった。
 菜穂子のセンター試験がスタート。道子は律子(増子倭文江)の紹介でモラキルトの教室を開くことが決まりかけていた。そんな矢先に、ハナが倒れる。

第40回(3月19日 金曜)
 ハナは救急車で病院に運ばれて入院することになった。心臓がかなり弱っていたハナ。仁は医師から老人用医療設備つきのケアハウスに入れることを薦められる、しかし、仁も道子も、ハナを家に連れて帰ろうと考えていた。一方、道子は良子が三浦の子を身ごもっているのを知る。そして、ハナが10日ぶりに家に戻り、一家に再び笑いが戻るが…。