第5週のあらすじ
若林家の事情を聞いたハナは、こっそり家をでて住み込みで働き始める。孝文がホストをしている事が友人にもバレた道子はついに開き直る。担任に話を聞いた仁は菜穂子が落第寸前だと知る。噴出し始めた若林家の問題はとどまる気配もなく・・・。


第21回(2月23日 月曜)
 若林家に来て数日後、ハナ(丹阿弥谷津子)が突然いなくなった。道子(市毛良枝)や仁(渡辺裕之)、孝文(小松拓也)らが懸命に行方を探すなか、ハナは「風林火山」にいた。ここでアルバイトをしたいというハナに困ってしまう昭一(古本新之輔)。が、昭一の父親が、小学校の教師をしていたハナの教え子で、しかも仁の母親とわかり、断りきれなくなる。ハナは早速電話で「住み込みで働く」とだけ告げる。仁には言わないと固く口止めされた昭一。その夜、ハナを心配して大阪から駆けつけた智と仁が店にやって来るが…。

第22回(2月24日 火曜)
 翌朝、若林家では「ハナが故郷の韮崎に行ったのでは?」などと行方を話していた時に、ハナからの電話がかかる。それから毎朝、電話をかけて来るようになるが、どこでどんな仕事をしているのかは話そうとしない。
 一方、道子の友人、律子(増子倭文江)と秋代(鶴間エリ)がホストクラブへ行き、ハルキと呼ばれるホストが孝文だと確信する。

第23回(2月25日 水曜)
 「風林火山」で働くハナは、そこで千鶴(吉田真希子)母子と出会い、昭一から仁と2人の関係を聞く。
律子と秋代が三浦(国広富之)の店で働く道子を訪ねて来た。ホストクラブでのことを話す2人に、道子はこれまでひた隠しにしていた状況を話した。
 一方、孝文はキャバクラ開店の計画が、数馬(田付貴彦)と美鈴(福澄美緒)の仕組んだウソだった知る。

第24回(2月26日 木曜)
 菜穂子(沢尻エリカ)は欠席や早退を繰り返し、留年の可能性が高くなっていた。仁や道子は心配でならないが、菜穂子はそんな親に反発していた。
 一方、ハナは昭一の事を仁と間違って話しかける。時折、胸の動悸もあるハナのことが心配になった昭一は、仁にハナが「風林火山」にいることを話し、ハナは家へ連れ戻される。

第25回(2月27日 金曜)
 ある日曜日。ハナと菜穂子の2人だけのところに、美鈴が訪ねて来る。キャバクラで働いている美鈴は大阪の店に移ることになり、ハナに別れを言いに来たのだ。そこへ孝文が帰って来て、ハナは初めて孝文がホストクラブに勤めていたのを知る。しかし、孝文は数馬とのトラブルで店をすでに辞めていた。
 そんななか、道子は良子(大塚良重)から「つきあっている男性と結婚するつもり」だという話を聞かされる。その相手とは…。