第3週のあらすじ
道子は孝文、菜穂子が本当は何をしていたかを知る。そして菜穂子も、仁に女性の影があることを知り大きなショックを受ける。ついに崩壊した家族が何とかたどり着いた結論は・・・。


第11回(2月9日 月曜)
 菜穂子(沢尻エリカ)が仁(渡辺裕之)と密かに会っていたことにショックを受けた道子(市毛良枝)は家を飛び出すが、行く当てもない。結局、会社に行き、良子(大塚良重)に打ち明ける。良子から仁(渡辺裕之)と会うことを薦められた道子は、大阪にいる仁の母・ハナ(丹阿弥谷津子)から住所を聞き出し、昭一(古本新之輔)の店「風林火山」で久しぶりに仁と再会する。約束を破った仁を責める道子に、仁は「菜穂子とはもう会わない」と言う。
 一方、ハナと同居している仁の兄・智(岡本富士太)は転勤先の上海へ妻の信子(立石凉子)と一緒に行くことに決め、ハナを介護つきケアハウスへ入れようと考えていた。

第12回(2月10日 火曜)
 仁からのメールが来なくなった菜穂子は心配になって、「風林火山」を訪れ、仁と道子が会っていたことを知る。
 一方、道子は三浦に呼び出され、彼がオープンさせる輸入家具の店のマネージャーをして欲しいと言われる。道子はその場で引き受け、離婚していた事も打ち明ける。
 仁のアパートを訪ねた菜穂子は、仁が千鶴(吉田真希子)と彼女の5歳の息子・航平と仲良くしている様子に大ショック。家にも帰れず、深夜まで街をさまよう。そのころ道子と仁が一緒に必死で菜穂子を探していた…。

第13回(2月11日 水曜)
 翌朝、昭一が仁のアパートにやって来て、菜穂子が評判の悪いワタル(伊藤友樹)たちのバイクに乗っていたのを見たという。道子と仁はワタルと顔見知りの啓太(森本亮治)訪ねるが、手掛かりはなかった。
 家に帰ったが何も手につかずにいた道子の元に警察から電話が入る。菜穂子がワタルにそそのかされて万引きをしたというのだ。菜穂子を厳しく叱る道子。仁も家に駆けつけ、久しぶりに孝文とも再会する。そこで孝文がホストクラブに勤めていることを知る。 

第14回(2月12日 木曜)
 道子に協力を申し出る仁だったが、道子は「3人で何とかやっていける」と答える。
 翌日、道子はベッドで寝ている菜穂子の手首にナイフで切った傷を発見。傷はたいしてことはなかったが、自分の顔が切り取られた家族写真を見た仁は、孝文からも「会った以上、父親としての責任があると思う」と言われる。一方、道子は三浦からの電話にマネージャーの話を辞退したいと告げる。

第15回(2月13日 金曜)
 次の日、就職を断わろうと道子が三浦に会っていた時、仁から電話が入る。道子と会った仁は「家に戻らせて欲しい」と切り出す。突然の事にすぐには返事ができなかった道子だったが、夜になって仁のアパートを訪れる。その姿を階段の下から千鶴と航平が見ていた。道子は仁が家に戻って来るのを〃条件付き〃で承知する。さっそく、仁は孝文と菜穂子にその事を話すが、菜穂子は部屋に閉じこもってしまう。