Interview 若林道子役 市毛良枝さん
記念すべき一回目はやっぱり!ヒロイン・若林道子役の市毛良枝さんです。朝から晩まで出番びっちりでも、いつも笑顔を絶やさないでいられるのはさすがです。さて、日々どんなことを感じながら道子を演じているのでしょうか?

―若林道子ってどんな人ですか?

いつも一生懸命で生真面目な人です。子供たちの事に関しても必死なんですが、その方向がちょっとずれてしまっているんですよねぇ。「受験第一」「いい大学に入らなきゃ」なんて一見子供のために口うるさく言っているつもりで、実は世間体が気になっているところなんかそうです。私はプライベートでカウンセリングみたいなこともしているんですけど「こうなっちゃいけない母親」の典型みたいな人です。周りが息苦しくなってしまうんですよね。だから若林家は一度全部壊してしまうきっかけが必要だったんだと思います。

―現場の雰囲気はどうですか?

スタッフは皆さんプロフェッショナルばかりです。スケジュールもきつくて疲れているはずなのに、みんななーんか明るいし、演じる方としてもありがたいですよ。

―小松拓也くんや沢尻エリカちゃんの印象は?

クランクインしたてのころは、まだガチガチに硬くって初々しかったんですけど、今ではもう堂々としてて。今の時代の子っぽくて、自然でいいですよ。

―帯ドラマは収録スケジュールもぎっしりですが、趣味の山登りは出来てますか?

もうぜんぜん!山の仲間には「私は半年消えたと思ってくれ」と言ってあります。

―山が好きなんですねー・・・。

山は私のすべてです!「人が生きる」ことの核心を教えてくれますし、山を通して「私ってこういう人間なんだ」ってことがわかりましたから。山に登るまでは、いわゆる「女優」らしくいなきゃいけないと思う一方で、高価なものや華やかな事に興味のない自分との違和感があったんです。でも初めて山に登ったとき、服も何日も着替えずお風呂にも入らなくても平気で「市毛良枝はこういう人間なんだ!開き直っちゃえ!!」って思ったらすごく楽になったんですよ。下山した時に入るお風呂はとろけそうですよー!

―では、今の市毛さんはどんな人なんでしょう?

私は「頑張らない」がテーマで、すべてにいい加減です(笑)。本当はそうじゃないタイプだから意識していい加減にしているんですけれど、それでもなんとかなるものですよー。
セリフも本番でやっと入るぐらいで・・・。(注:いえいえいつもバッチリ覚えてらっしゃいますよ!)   

―道子さんにアドバイスするならば?

道子はステレオタイプのお母さんのイメージに縛られている気がします。
「母は子供を愛していて当たり前」「自分の人生は二の次で当たり前」みたいな。だからまだ自分の居場所を見つけられていないんだと思います。道子が今後どうなっていくかはお楽しみですけど、世間のお母さんたちにもハッとさせられるシーンがあると思いますよ。

シリアスな場面も多いドラマですが、それが重苦しくなりすぎないのは市毛さんだからこそ!!と思います。収録の合間にする世間話もとっても楽しいんですよ。

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