第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 報徳、V2で花園 市尼崎を95-0で降す /兵庫

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県予選兼第61回県高校総体ラグビーフットボール競技大会(県高体連など主催、毎日新聞社など後援)の決勝が23日、神戸市須磨区の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場であり、報徳学園が95-0で市尼崎を降した。2大会連続44回目の優勝で、県予選全4試合で相手を零封して勝ち上がった。報徳学園は12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会へ出場する。出場は43回目。【山本愛、黒川優】

 ▽決勝

市尼崎  反1

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 T G P D  前 T G P D  後  計

 8 5 0 0 50 7 5 0 0 45 95

報徳学園 反6

 報徳学園が終始相手を圧倒した。前半4分にゴール前ラインアウトからモールを作り、NO8宮下が抜け出して先制トライ。その後はFW、バックス一体となって攻め続け、前後半で計15トライを積み重ねた。市尼崎は攻撃の芽をことごとく摘まれ、後半に数度敵陣に攻め込んだものの、堅い守備に阻まれて一矢を報いることができなかった。

反撃ムード断つトライ 報徳学園・右WTB 中西海斗選手(3年)

 「チームのため、今日は自分が一番動くと決めていた」。報徳学園の右WTB中西海斗選手(3年)は、反則などで攻め込まれる時間が増えた後半19分、自陣でボールを受けるとライン際を一気に駆け上がり、数十メートルを独走してトライ。相手の反撃ムードを止める12トライ目となり、県予選全試合完封の快挙に貢献した。

 身長170センチ、体重69キロと小柄だが、50メートル走は6・1秒の俊足。巧みなステップにも磨きを掛け、特にタックルをかわす練習は、自主練で最も力を入れてきた。

 相手に倒されないよう、ウエートトレーニングにも力を入れてきた。この日は相手のタックルのあとノックオンする場面もあったが、「ミスしても落ち込まず、次に良いプレーをしようと切り替えた。花園ではベスト8を目指したい」【山本愛】

レベル強化誓う

 ○…市尼崎は後半、再三敵陣に攻め込んだがトライを奪えなかった。後半15分ごろの好機では、SO水島大翔選手(2年)がゴール前左隅に向けて「ずっと練習していた」というキックパスを飛ばしたが、相手に対応されてボールを奪われた。岩崎優人主将(3年)は「報徳は個々の能力が高い上に、こちらの戦術もしっかり研究していた」と脱帽。水島選手は悔しさをかみしめつつ「もっとレベルアップして、来年こそ花園に行きたい」と先を見据えた。

〔神戸版〕

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/24 13:19)

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