第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 報徳か、市尼崎か あす花園かけ決勝 /兵庫

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県予選兼第61回県高校総体ラグビーフットボール競技大会(県高体連など主催、毎日新聞社など後援)は23日午後1時から神戸市須磨区の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で、報徳学園と市尼崎による決勝が行われる。報徳学園は2年連続43回目、市尼崎は初の全国大会出場を目指す。【黒川優】

大型選手、守備に自信 報徳

 報徳学園は第87回大会(2007年度)の予選決勝で関西学院と12-12で引き分けて同時優勝したが、抽選で全国大会出場を逃した。このため今回勝てば、県での優勝は全国大会出場より多い44回となる。

 今予選の報徳学園は3回戦から登場。姫路工に124-0、星陵に89-0、科学技術に48-0と、いずれも圧倒的な実力差で勝ち上がってきた。身長181センチ、体重89キロの右センター江藤良主将(3年)を筆頭にFW、バックス陣ともに大型選手がそろい、低く激しいタックルを軸とした守備に自信を持つ。西條裕朗監督は「決勝も零封したい」と話す。

 前回の全国大会では3回戦で敗れた。当時の出場メンバーが多く残るだけに、江藤主将は「今年は全国優勝が目標」と高みを見据えている。

サインプレー持ち味 市尼崎

 市尼崎は、報徳学園と共に長らく「県2強」の一角に君臨していた関西学院を準決勝で破り、初の決勝進出を決めた。決勝で勝てば、公立校では1987年の西宮南以来30年ぶりの県優勝となる。

 準決勝は相手のすきを突くキックパスやサインプレーを有効に使い、相手を手玉に取った。

 吉識伸監督は「選手たちは良い意味で遊びの延長でラグビーをやっている。楽しみながら次々と新しいサインを考案している」、岩崎優人主将(3年)も「サインプレーの中には対戦チームをまねたものもある」と話す。単に楽しむだけではない研究熱心さもうかがえる。

    ◇

 両校は、昨年大会の県予選で対戦し、75-3で報徳学園が圧勝した。今年6月にも県民体育大会で対戦し報徳学園が76-7で勝った。総合力では報徳学園が上回るが、市尼崎はロースコアの接戦に持ち込み、勝負どころで得意のサインプレーがはまれば勝機があるとみられる。両校とも、前半で試合のペースをつかめるかどうかが勝敗の鍵を握りそうだ。

 全国大会は例年通り51校(東京・北海道は各2校、大阪は3校)が出場して、12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する。決勝は1月8日の予定。組み合わせ抽選会は12月2日に行われる。

2校の予選成績

 報徳学園

3回戦 124-0 姫路工

準々決勝 89-0 星陵

準決勝  48-0 科学技術

 市尼崎

2回戦  56-0  県伊丹

3回戦 117-0  川西緑台

準々決勝 66-14 御影

準決勝  24-7  関西学院

〔神戸版〕

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/22 13:08)

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