第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

倉敷工4年ぶり花園へ

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、全国高体連、毎日新聞社など主催)の岡山県予選の決勝が18日、美作市入田の美作ラグビー・サッカー場であった。倉敷工が岡山工を33-17で降して4年ぶり5度目の優勝を決め、12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会への切符を手にした。【益川量平】

花園ではベスト16目標

 倉敷工・黒住晃監督 前半は相手に押されたが、なんとか踏みとどまった。選手たちが楽しんでラグビーができていたので勝てるとは思っていたが、優勝はうれしい。花園ではベスト16を目標に頑張りたい。

仲間を信じていた

 倉敷工・浮田一太主将 花園へ行く気持ちが相手よりも勝っていたのが今日の勝利につながった。足がつって途中交代してしまったが、仲間を信じていた。県代表として他の県内のチームの分も頑張りたい。

走り勝つ

 「花園に行きたい気持ちがあれば勝てる」。前半、立て続けにトライを許すなど5点をリードされていた倉敷工だが、後半開始前に浮田一太主将(3年)は仲間たちを野太い声で鼓舞した。これで岡山工の激しいディフェンスを崩せないでいたチームにエンジンがかかった。「ラグビーを楽しんでいる」。黒住晃監督は勝利を確信した。

 後半4分、敵陣ゴール前5メートル付近のラックからボールをつなぎ、センターの山下龍矢選手(2年)がトライして同点。山下選手は「チーム全体がトライに向かっていた」。フルバックの落合亮太選手(同)が落ち着いて蹴ってゴールを決め、2点勝ち越した。ここでチームは気を緩めない。「最後まで走りきろう」と浮田主将の声がピッチに響き、士気が高まる。

 後半10分、敵陣ゴール前5メートル付近のラックからボールを持ち出したNO8大原正郁選手(3年)が左中間付近にトライし、勝負を決める5点を追加。「ゴールラインしか見えていなかった」。身長180センチを超える大きな男が無邪気に喜んだ。

 全国大会に向け、浮田主将は「強い相手に対しても走り勝てたら勝負になる。大会が始まるまでに体力をもっとつけたい」と意気込んだ。【益川量平】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/18 17:56)

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