第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 流経大柏が23連覇 専大松戸、堅守破れず /千葉

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、全国高校体育連盟、毎日新聞社など主催)の県大会決勝が18日、市原市のゼットエーオリプリスタジアムであった。流経大柏が38-19で専大松戸を降し、23大会連続25回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12月27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。組み合わせ抽選会は12月2日、大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれる。【富美月】

 ▽決勝

専大松戸 反3

 2 2 0 0 14 1 0 0 0  5 19

 T G P D  前 T G P D  後  計

 3 2 0 0 19 3 2 0 0 19 38

流経大柏 反9

 流経大柏がグラウンドを大きく使った攻撃で専大松戸に快勝した。

 前半1分、キックから前進してモールで押し込み、右プロップ葛西拓斗選手(2年)がポスト下に先制のトライ。その後、一時同点にされたが、フッカー西山大樹主将(3年)が前半25分に抜け出して左中間にトライするなど、前半2トライの活躍を見せた。19-14の接戦で折り返すと後半6分、フッカー西山主将のポスト下へのトライで勢いに乗り、スペースを広く使って左右に展開するプレーで着実に点を重ねた。

 専大松戸は先制を許した直後、FWが積極的にボールを運び、前半8分にはモールから押し込んでフッカー志賀遼太郎選手(3年)が中央にトライ。その後もショートラックやモールなどで粘り強く攻め続けたが、流経大柏の強力なディフェンスに阻まれ、あと一歩及ばなかった。

手応え感じ、後輩に夢託す 専大松戸SH・藤原大成主将(3年)

 「まだ15分近くある。ここからだぞ」。相手に5トライ目を許して19-31になった後半16分、チームメートの目を見ながら、大きな声でそう鼓舞した。

 先制を許したものの、試合開始直後からFWが積極的にボールを運んだ。前半8分にはモールから押し込んでフッカー志賀遼太郎選手(3年)がトライし、その後のゴールで一時は同点に。モールやショートラックで何度も相手ゴールラインに攻め込んだ。粘り強い戦いぶりにスタンドは大いに盛り上がったが、その後は流経大柏の堅い守備に阻まれた。

 花園をかけた流経大柏との決勝対決は5年連続。毎回あと一歩のところで敗れ、つらい思いをしてきた。「今年こそは」と意気込む一方、今年の新人大会では準決勝で日体大柏に17-22で敗れ、厳しいスタートを切った新チーム。例年より多く練習試合をこなすなど地道な努力を重ねた。

 試合後、思わず涙があふれたが、表情に悔いはなかった。SHとして速いテンポでボールを出し、常に攻め続けた。この1年の成果を感じる内容に「最高のチーム」と笑顔を見せた。「差が縮まってきた」。手応えを感じるチームを共に作り上げた後輩たちに、1994年以来の優勝の夢を託した。【富美月】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/19 11:30)

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