第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 日川12年連続V 東海大甲府を圧倒 73-21 /山梨

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県予選(県高体連など主催、毎日新聞甲府支局など後援)は12日、南アルプス市の御勅使南公園ラグビー場で決勝戦があり、日川が73-21で東海大甲府を降して12年連続47回目の優勝を決めた。12月27日、大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【井川諒太郎】

東海大甲、及ばず

【御勅使南公園ラグビー場】

 ▽決勝

東海大甲府 反4

 2 2 0 0 14 1 1 0 0  7 21

 T G P D  前 T G P D  後  計

 6 5 0 0 40 5 4 0 0 33 73

日川 反11

 日川は前半5分、右中間から走り込んだスタンドオフ飯沼のトライで同点とすると、7分にも飯沼が右隅にトライして勝ち越し。後半もBKが躍動し、突き放した。東海大甲府は右ウイング羽田が先制のトライを決め、今大会を通じて初めて日川から点を奪った。その後も得意のモールを押し込んで食い下がったが、及ばなかった。

 ■トライ

後輩に花園託す 東海大甲府・3年 長沼東吾選手

 前半24分、得意のモールで攻め込んだ。崩れてラックになったが、瞬時に体が反応した。ボールを持ち出し、空いたスペースに飛び込んだ。無失点勝利を目指していた王者・日川から二つ目のトライを奪った。

 身長181センチの恵まれた体格が最大の武器だ。今春の試合で左膝を負傷し、2週間入院を余儀なくされた。それでも「もっと強い体を作りたい」と前を向いた。持ち前の突破力をさらに伸ばそうと筋トレに没頭。10キロ以上体重を増やして90キロ台にし、さらにパワーをつけた。

 今年からナンバー8を任された。FWの核として選手間のコミュニケーションを大事にしてきた。

 迎えた決勝。点差は離されたが、最後まで仲間を鼓舞し続けた。相手選手にタックルして突き刺さり、ノーサイドの瞬間までインゴールに向かって前進を続けた。

 力は出し切ったと思う。「(けがなど)厳しいこともあったが、諦めずに最後までやりきればできることもある」。試合後、涙を流す後輩たちの肩を抱き寄せ、花園への思いを託した。【井川諒太郎】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/14 12:19)

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