第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 専大松戸VS流経大柏 18日決勝 /千葉

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、全国高校体育連盟、毎日新聞社など主催)の県大会は12日、決勝トーナメントの準決勝2試合が市原市のゼットエーオリプリスタジアムであり、専大松戸が日体大柏に21-17、流経大柏が千葉北に71-7で勝った。専大松戸は5年連続、流経大柏は23年連続の決勝進出。決勝は18日午後0時5分から、同スタジアムで行われる。優勝校は12月27日に東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【富美月】

17点差から逆転

 ▽準決勝

日体大柏 反13

 3 1 0 0 17 0 0 0 0  0 17

 T G P D  前 T G P D  後  計

 1 1 0 0  7 2 2 0 0 14 21

専大松戸 反2

 専大松戸が後半逆転勝ち。序盤17点のリードを許したが、前半26分のトライで流れをつかむと、後半6分にロック後藤が左中間へトライ。後半33分にはプロップ吉沢が逆転トライを決めた。日体大柏は前半3連続トライを決めたが、後半は相手の堅い守備に阻まれた。

着実加点し快勝

 ▽同

千葉北 反3

 0 0 0 0  0 1 1 0 0  7  7

 6 6 0 0 42 5 2 0 0 29 71

流経大柏 反9

 流経大柏が手堅い試合運びで快勝した。前半4分、CTB茂木の中央へのトライで先制すると、FWとバックスが一体となった連続攻撃を展開。FB永山が4トライを決めるなど着実に点を重ねた。千葉北は敵陣に攻め込んだが、後半30分の1トライにとどまった。

涙の敗退、仲間に感謝 千葉北プロップ・長田大樹主将(3年)

 「まだまだやれるぞ」。0-42で前半を終えると、ハーフタイムでチームメートを鼓舞した。

 新チームになってから流経大柏には、新人大会準決勝で0-36、関東大会県予選準決勝で0-50と無得点に抑えられ、悔しい思いをしてきた。

 この日も試合開始から相手の連続攻撃の前に、なかなかボールを奪えない。それでも0-66となった後半10分、「ゴール前に行こう」と仲間と声を掛け合った。

 「諦めなければ絶対にチャンスが来る」。試合前に意気込んだ通り、終盤は何度もゴールラインに迫ると後半30分に1トライ。しかし、大差のままノーサイドとなり、こらえていた涙があふれ出た。

 中学時代はサッカー部。千葉北高ラグビー部だった3つ上の兄の影響で始めたが、今まで経験したスポーツよりも「やった分だけ成長を実感できる」とのめり込んだ。

 山口武監督は「体で引っ張るタイプ。みんながプレーと努力を認めている」と話す。試合後、涙が止まらなかったが、仲間から笑顔で「よくやった」と肩をたたかれた。信頼の厚い主将は「3年間一緒にやってくれてありがとう」と話し、スタジアムを後にした。【富美月】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/14 12:19)

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