第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高鍋が7年連続25回目の花園 宮崎

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)県予選の決勝が12日、宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園ラグビー場であった。高鍋が堅実な攻守で日向を45-0で降し、7年連続25回目の花園出場を決めた。全国大会は12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。

 試合はフィジカルの強い高鍋がボールを縦横無尽に動かしながら日向のディフェンスを翻弄(ほんろう)し点を重ねた。

 前半16分、高鍋が敵陣中央でラックを形成して、その後SH(スクラムハーフ)の井俣暁登主将(3年)から次々にパスをつなぎ先制のトライを決めた。その後、1トライを重ね、前半を終える。

 後半はさらにテンポが早い展開に。高鍋がラックから内側をつくような突進で日向のディフェンスを突破していく。後半2分、敵陣でのラックから展開、NO8(ナンバー8)の平田優暉選手(同)からパスをつなぎ、FW(フォワード)の河野光進選手(2年)が中央にトライ。更に後半5分にはラックから縦の攻撃をしかけてFWとBK(バックス)が一体となってトライを決めた。その後も次々とトライを決め、無失点で試合を決めた。

 日向は前半粘りのあるディフェンスを見せ、後半終了間際にはモールでゴールラインに迫る勢いを見せたが、高鍋のディフェンスに阻まれ、トライに結びつけることができなかった。

 高鍋の檜室秀幸監督は「前半、なかなか点が取れなかったが焦らずプレーができていた。花園ではベスト8を目指す」と話し、井俣主将は「ささるタックルで相手を0点で抑えることができた。伝統の走るラグビーで花園に挑みたい」と気合いを入れた。

 日向の丸田光二監督は「選手たちは精いっぱいプレーしてくれた。体を作り直し、チームを強化したい」と話し、田崎晴也主将(3年)は「後半にモールでいけると思ったが相手のディフェンスが上手だった。来年こそは少人数でも花園を狙ってほしい」と後輩に思いを託した。

 県立高鍋高校 1923年旧制高鍋中学校として創立。生徒数803人。創部70周年で部員は55人。卒業生に歌手の今井美樹さんやプロ野球の池田親興投手がいる。ボート部や剣道部も盛ん。【田崎春菜】

関連記事
記事(提供:毎日新聞/2017/11/12 19:03)

毎日新聞

Copyright (C) 2017 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。

地区大会トピックス

毎日新聞