第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 明和県央2年ぶりV 桐生第一を破り、7回目 /群馬

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社主催)の県予選は11日、前橋市の県営敷島公園サッカー・ラグビー場で決勝を行い、明和県央が44-7で桐生第一を破って2年ぶり7回目の優勝を果たした。明和県央は12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。【神内亜実】

 ▽決勝

桐生第一 反6

 0 0 0 0  0 1 1 0 0  7  7

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 3 0 0 26 3 0 1 0 18 44

明和県央 反3

 前半、風下に立った明和県央だが、序盤から正確なパス回しでボールを支配した。4分。ゴール前でFWがボールをつなぎ、ロック中野陽介主将(3年)が飛び込んで先制トライ。16分にも、ゴール前に持ち込んだWTB丸山央人選手(2年)がタックルされながらも中野主将にパスして2本目のトライ。その後も、27分、前半終了間際とトライを挙げ、桐生第一の攻めも封じて主導権を握った。

 明和県央は、後半もグラウンド広くボールを展開して3トライを追加。20分に1トライを許したものの、桐生第一を攻守にわたって圧倒し、花園行きを決めた。

 創部以来初の決勝進出を果たした桐生第一だったが、有利な風上の前半に守勢に回り、リズムをつかめなかった。後半、FW第3列の突破からゴールに迫ったが届かず、実力差以上の点差をつけられた。【神内亜実】

前へ出て全力サポート 明和県央・中野陽介主将(3年)

 1年生からレギュラーを務め、花園にも出場。昨年はあと一歩で優勝を逃しただけに、2年ぶりの王座奪還に「ひと安心です」。

 「去年の負けから始まったチーム」(成田仁監督)は、ジャージーを新調しなかった。「先輩の分までも」と、昨年のジャージーのまま臨んだ決勝だった。

 コイントスに勝ち、前半、あえて風下に立つ不利な条件を選んだ。「どんなに攻められても、ディフェンスをしっかりする」。FWで積極的に前に出て、サポートに尽力。先制のトライも決めた。

 ラグビーを始めたのは小学1年。父の影響だった。身長177センチ、体重86キロのがっしりした体格だが、「入部から10キロ以上増やしました」と苦労をにじませる。

 チームは春以降、けが人が多い状態が続いた。自身も今年2月、8月とプレー中に左肩を脱臼。9月には右肩も脱臼するなど「体はボロボロです」と苦笑する。それでも「試合を重ねて恐怖心を乗り越えた」と、スクラムにも果敢に臨んで軸となった。

 「仲間と相談しながらここまで来た。花園でもチームプレーで頑張りたい」。左腕のテーピングには、試合前に仲間が書いてくれたメッセージがあった。「みんながついてる」【神内亜実】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/12 12:44)

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