第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 東海大翔洋、5年ぶりV 静岡聖光学院に競り勝つ /静岡

 第97回全国高校ラグビー県大会(県高体連など主催)は5日、静岡市駿河区の草薙球技場で決勝が行われ、東海大翔洋が静岡聖光学院に競り勝ち、5年ぶり10回目の優勝を決めた。東海大翔洋は12月27日から大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開かれる全国大会に出場する。【竹田直人】

聖光反撃及ばず

 ▽決勝

静岡聖光学院 反4

 1 1 0 0  7 1 0 0 0 5 12

 T G P D  前 T G P D 後  計

 2 1 1 0 15 0 0 0 0 0 15

東海大翔洋 反4

 東海大翔洋は前半12分、SO山川がペナルティーゴールを決めて先制。WTB稲名が前半15分に独走トライを挙げたほか、同23分にもFB保崎がトライ。後半も堅守で点差を守りきった。静岡聖光学院は前半ロスタイムにFW陣が奮起し、SH小松崎がインゴールに飛び込んでトライを挙げたが、逆転まであと一歩及ばなかった。

花園でもトライ目指す 東海大翔洋3年・WTB 稲名海渡(いなな・かいと)選手

 試合開始早々、チームの絶対的エースで高校日本代表候補のCTB望月裕貴選手(3年)が負傷して一時交代。フィフティーンの間に嫌なムードが広がったが、快速の背番号14は「裕貴のためにも俺が点を取ってやる」と期していた。

 前半15分の敵陣でのマイボールスクラム。相手の圧力を受けて楕円(だえん)球が転がり出た。味方SHが必死で放ったパスを受け取ると、そのまま40メートルを独走し、殊勲のトライを挙げた。後半には強い足腰を生かし、相手ディフェンス2人をなぎ倒す突進も見せた。

 身長174センチ、体重95キロのがっしりした体格で、50メートルを6秒ちょうどで走り切る。真崎智央監督が「裕貴がいなければもっと目立てるほどの実力」と太鼓判を押す。

 本人も「花園では、裕貴に負けないぐらいトライを取る」と意気込む。速さと強さを併せ持つウイングが、全国の大舞台で全力疾走する。【竹田直人】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/6 12:30)

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