第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 富山第一、花園へ 10回目 高岡第一、攻め切れず /富山

 第97回全国高校ラグビーフットボール県大会(県高体連主催、毎日新聞社、チューリップテレビ後援)の決勝戦が4日、富山市森5の岩瀬スポーツ公園であった。強い風と雨の中、選手たちは死力を尽くし、富山第一が12-0で高岡第一を破り、2年連続10回目の花園出場を決めた。

 表彰式で、松倉泉・県高体連ラグビー専門部長から、富山第一の前川海哉主将(3年)らに賞状や優勝杯などが贈られると、スタンドから大きな拍手が湧いた。河合謙徳監督(30)は、選手たちに胴上げされると感無量の表情を見せた。一方、高岡第一は悔し涙を流しながら、来季の活躍を誓った。

 全国大会は12月27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕。全国51代表が出場し、組み合わせ抽選は12月2日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われる。【青山郁子】

 ▽決勝

富山第一 12 7-0 0 高岡第一

        5-0

 気圧の谷の通過に伴い、キックオフ直前から気候が激変。最大瞬間風速15・1メートル(午後0時14分、富山地方気象台調べ)と、キックボールが風で戻されるほどの風雨に見舞われたが、平均体重92キロの重量フォワードを誇る富山第一が接戦を制した。

 富山第一は前半、有利な追い風での攻撃。5分、強風で戻された相手のキックを敵陣10メートル付近でフランカー前川海哉がキャッチ。そのまま持ち込んでゴール右中間にトライ。ゴールキックも成功して7点を先制した。その後は、激しいボールの奪い合いが続き、双方ゴールラインを割ることができないまま前半を終了した。

 風雨の影響で、ノックオン(ボールを前に落とす反則)など双方、ミスや反則が相次ぎ、「プランも何もない。気持ちだけの勝負」(中条和樹・富山第一部長)となった後半。激しい攻防が続き、終盤はフォワード戦に。富山第一自慢のフォワード陣がじわじわと相手のゴールラインに迫ると、20分、左中間のゴール前で左ラックサイドを突いて、前川が再びトライに成功。粘る高岡第一を突き放してそのままノーサイド。

 高岡第一は持ち前の早いパス回しで、何度かゴールラインまであと一歩に迫ったが、富山第一の厚いディフェンスを破ることはできなかった。

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/5 12:55)

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