第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会準決勝 決勝、郡山北工と磐城 前回大会同様に 両校再び激突 /福島

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県ラグビーフットボール協会、毎日新聞社など主催)は4日、いわき市のいわきグリーンフィールドで準決勝2試合があり、勝ち残ったシード校4校が登場した。県大会3連覇を目指す郡山北工は敵陣内で終始プレーをリードし、聖光学院に87-7の大差で快勝。磐城は平工を38-0で退けた。郡山北工業は3年連続、磐城は2年連続の決勝進出。前回大会の決勝で、試合終了間際の劇的な逆転トライで勝敗が分かれた両校が再び激突する。決勝は11日午後0時半にいわきグリーンフィールドでキックオフ。勝者は12月に高校ラグビーの聖地・東大阪市花園ラグビー場で開幕する全国大会の出場権を得る。【高井瞳】

聖光後半に一矢

 ▽準決勝

聖光学院 反3

 0 0 0 0  0 1 1 0 0  7  7

 T G P D  前 T G P D  後  計

 8 7 0 0 54 5 4 0 0 33 87

郡山北工 反2

 郡山北工が計13トライで圧倒した。前半1分、敵陣ゴール前のラックからFW松田が持ち出し先制。その後もモールやラックを起点にパスをつなぎ得点を重ねた。聖光学院は後半8分にトライを返すのがやっとだった。

平工得点ならず

平工 反5

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 4 4 0 0 28 2 0 0 0 10 38

磐城 反6

 堅守の磐城が零封勝ち。前半5分、敵陣22メートル付近のラックからパスを受けたNO8鈴木が先制トライ。以降も5トライを挙げ相手を寄せ付けなかった。平工はゴール近くまで攻め込む場面もあったがあと一歩届かなかった。

応援団からフィフティーンへ 磐城・WTB(2年)加藤尚之選手

 ノーサイド直前に逆転された昨年の決勝戦では学ラン姿でスタンドから声をからした応援団員。今大会では、ジャージーに身を包み花園を目指している。この日はパスを受けると敵陣まで何度もボールを運び、2年連続の決勝進出に貢献した。

 入学直後から応援団に入りさまざまなスポーツ大会で応援に汗を流してきたが、今年1月、ラグビー部に勧誘された。以降は二足のわらじで練習に取り組む。坂本幸司監督は「熱い気持ちを持つ選手。チームを盛りあげてくれる」と評価する。

 今は応援団長も務めるが、9月からはラグビーに専念。食事量も増やし体重は2カ月で約3キロ増えた。「声を出して励ますだけが応援じゃない」。決勝でも応援の発声を生かし、よく響く声で相手に圧力をかけ、チームメートを後押しする。【高井瞳】

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/5 11:44)

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