第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 朝明VS四日市工 花園かけあす決勝 /三重

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県高体連など主催、毎日新聞社など後援)は3日、鈴鹿市御薗町の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で準決勝2試合があり、朝明が7年連続、四日市工は2年ぶりの決勝進出を決めた。

 朝明は11トライを重ねて稲生に70-0で圧勝。四日市工は4トライを決め、26-12で木本を退けた。花園出場を懸けた決勝は、5日午後1時15分から三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で行われる。【森田采花】

メンタル調整する

 ○…2年ぶりの決勝進出を決めた四日市工の横山竜己主将(3年)は「素直にうれしい」と顔をほころばせた。だが「先制トライを決められてチームのメンタルが不安定になった。精神面が試合を左右するようでは朝明には勝てない」と課題を挙げた。朝明とは月2回は練習試合をする。負けても1トライ差の接戦になることもあるという。「お互い手の内を知っている。メンタルで負けることのないよう調整したい」と朝明戦を見据えた。

高速タックル最後まで カヤン・クリスティアン選手 稲生3年 SO

 稲生の身長162センチ、体重59キロのSOカヤン・クリスティアン選手(3年)は、強豪・朝明戦に向けて筋力トレーニングを積んできた。試合終了のホイッスルに「負けたという感覚がじんわり出てきた。もう少し僕に大きな体と力があれば……」と下を向いた。

 前半17分、朝明に2本目のトライを決められた。「まだ試合が始まったばかりなのに。なんとかしなければ」。果敢に相手に挑み、持ち味の「誰よりも速く鋭いタックル」を何度も成功させた。草川吏樹主将(3年)も「カヤンは普段は静かでおとなしい。きょうは驚くほどタックルを仕掛けた」と絶賛した。

 3年生はこの日の試合で引退。「将来の夢はおばあちゃんのような料理人になること。3年間続けたラグビーで培った『最後まで力を出し切る力』を料理でも生かしたい。ラグビー部は一緒に戦ってくれた後輩に任せる」と笑顔を見せた。【森田采花】

 ▽準決勝

朝明   70 26-0  0 稲生

        44-0

四日市工 26 14-5 12 木本

        12-7

〔三重版〕

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記事(提供:毎日新聞/2017/11/4 11:14)

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