第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選・決勝 秋田工2年連続V 36-0 秋田中央に圧勝 /秋田

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県予選(県高体連など主催、毎日新聞秋田支局など後援)は29日、秋田市のあきぎんスタジアムで決勝戦があった。秋田工が秋田中央を36-0で降し、2年連続67回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12月27日から東大阪市花園ラグビー場で開催される。

 土砂降りの雨の中、秋田工が攻守にわたり主導権を握った。決めた6トライはすべてラックやモールの密集戦からの攻撃で、FW陣の激しいアタックが光った。

 前半11分、秋田工はゴール前22メートルの中央ラックからのモールで、敵陣に攻め込んだ。相手選手を引き寄せた後、パスを展開してWTB下山輝選手(3年)が先制トライを奪った。その後もトライを決め、12点差で折り返した。

 後半は一気にたたみかけた。3分、ゴール前でモールを形成し、最後はCTB児玉樹主将(3年)が右隅にトライ。「FW陣が頑張ってプレッシャーをかけてくれたおかげ。作戦勝ちだった」とFW陣をたたえた。その後も攻撃の手を緩めず、堅実な攻めで突き放した。

 秋田中央は序盤などで敵陣に攻め込む場面があったが、最後まで相手守備を崩せず、ゴールラインを割ることができなかった。【山本康介】

「最高の気分です」

 ○…チームの司令塔がパスにトライに躍動した。SHの柴田凌光副主将(3年)だ。後半ロスタイム、相手のタックルを振り切ってダメ押しのトライ。「(トライは)普段は控えるプレーだったので、最高の気分です」と泥だらけになりながら笑みを浮かべた。

 ラックやモールなどの密集からパスを出して好機を演出。自身も相手守備の隙(すき)を突き、チーム最多の2トライを奪った。「FW陣が前面に出てくれたから。感謝でいっぱい」と振り返る。

 昨年冬、トライを狙うWTBからポジション変更した。ゲームを組み立てるSHの役割に徹しながら「本当はトライを奪いたい」と思っていた。決勝で緊張はあったが、理想のプレーで勝利に貢献した。

 ▽決勝

秋田中央 反3

  0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

  T G P D  前 T G P D  後  計

  2 1 0 0 12 4 2 0 0 24 36

秋田工 反6

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記事(提供:毎日新聞/2017/10/30 11:23)

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