第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 青森北、逆転でV7 スタミナで三本木農降す /青森

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高体連など主催)の県予選決勝が29日、青森市の県総合運動公園陸上競技場で行われた。青森北は前半リードを許したが、後半は豊富なスタミナで同点に追い付き、23分に勝ち越しのトライ。2年ぶりに決勝へ駒を進めた三本木農の挑戦を23-15で退け、7年連続27回目の優勝を果たした。全国大会は12月27日から東大阪市花園ラグビー場で開かれる。【北山夏帆、岩崎歩】

 スタミナで勝る青森北がシーソーゲームを制した。青森北は2点を追う後半9分、敵陣10メートル付近からモールで押し込み、LO倉内が右隅に逆転のトライ。その後同点に追いつかれたが、23分にはゴール前のラックからFB赤平、HO田沢とつないで勝ち越しトライを決めた。三本木農は前半13分、CTB金崎の独走トライで先制し、後半も一時は同点に追いつくなど粘りを見せたが、計15ペナルティーを取られるなど要所でのミスが響いた。

 ▽決勝

三本木農 反15

 1 1 1 0 10 1 0 0 0  5 15

 T G P D  前 T G P D  後  計

 1 0 1 0  8 2 1 1 0 15 23

青森北 反8

全国にらみ貪欲に 田沢晃大選手・青森北(3年)

 「焦るチームの流れを自分が変える」。同点のままノーサイドが迫る後半23分、ゴール前に空いたスペースを突いて勝ち越しトライを決め、チームを勝利に導いた。

 身長168センチと小柄だが、体重は入学時の60キロ台後半が今では82キロに。「自分から切り込み、狭い所を突破する」(長谷川均監督)小柄さゆえの強みに加え、当たり負けしない強さも備えようと思ったきっかけは、昨年の全国大会だった。

 「圧倒的な力の差」で押し負けた茗渓学園(茨城)との2回戦。「飛ばされるのが怖く自分から当たりに行けない」。弱点を痛感した。今春から当たりを強くする自主練習を重ねた末に迎えたこの日。勝ち越しトライだけでなく、相手選手を突き飛ばし、チャンスを作る場面もあった。

 「実力はまだまだ。花園で少しでも勝ち上がれるようもっと練習したい」。強豪のフッカーはまだまだ貪欲だ。【北山夏帆】

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記事(提供:毎日新聞/2017/10/30 10:46)

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