第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 東海大甲府、都留興譲館、日大明誠、日川 ベスト4決まる /山梨

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県予選(県高体連など主催、毎日新聞甲府支局など後援)は28日、南アルプス市の御勅使南公園ラグビー場で準々決勝があり、東海大甲府、都留興譲館、日大明誠、日川が勝ち進み、4強入りを決めた。11月4日に同ラグビー場で準決勝2試合が行われる。【井川諒太郎】

富士攻め込むが…

【御勅使南公園ラグビー場】

 ▽第1試合(準々決勝)

富士河口湖 反7

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 T G P D  前 T G P D  後  計

 7 4 0 0 43 2 1 0 0 12 55

東海大甲府 反8

 東海大甲府は前半からスタンドオフの高橋らが相手ディフェンスを切り裂き、着実に得点を重ねた。後半もペースを譲らず、無失点で勝利した。富士河口湖はインゴール目前まで攻め込んだが、阻まれた。

吉田意地のトライ

 ▽第2試合(同)

吉田 反10

 0 0 0 0  0 1 1 0 0  7  7

 4 2 0 0 24 5 3 0 0 31 55

都留興譲館 反3

 都留興譲館は前半7分、スタンドオフ堀内が中央にトライして先制。24点を奪って折り返し、後半もウイング山根らバックスを中心に加点して突き放した。吉田は後半7分、フッカー宮下巧が意地のトライを決めた。

笛吹終盤に力尽き

 ▽第3試合(同)

笛吹 反7

 0 0 0 0 0 1 1 0 0  7  7

 T G P D 前 T G P D  後  計

 0 0 2 0 6 2 2 0 0 14 20

日大明誠 反7

 日大明誠は前半、ペナルティーゴールで先制。後半に逆転されたが、12分にNO8坂が左中間にトライして再逆転した。笛吹は後半4分、スタンドオフ岡が左中間に飛び込み、ゴールも決めたが、終盤に突き放された。

甲府工反撃できず

 ▽第4試合(同)

甲府工 反9

 7 5 0 0 45 4 3 0 0 26 71

日川 反3

 日川が圧勝した。前半1分、左端からフルバック仲沢のトライで先制。NO8飯田、ウイング根津らが次々とトライを決め、突き放した。甲府工は相手反則で反撃の機会もあったが、フリーキックが決まらなかった。

 ■トライ

「低いタックル」仲間鼓舞 富士河口湖(3年)羽田駿希主将

 雨が降りしきる悪条件での試合に苦労した。開始早々にトライを決められ、前半は相手の勢いを止めることができなかった。ハーフタイム。「原点を守ろう。低くささるタックルを続けよう」と仲間を鼓舞し、後半に望みを懸けた。

 6歳のころ、ラグビーを始めた。1度は競技から離れたが、花園に憧れ、高校に入って再び楕円(だえん)形のボールを手にした。昨年の県予選が終わり、キャプテンに就任。強豪の東海大甲府が初戦の相手に決まり「我慢するディフェンス」をテーマに練習を重ねてきた。

 後半は、プロップとして接点で体を張った。チームも規律を取り戻し、前半とは違って低いタックルが決まった。

 55点差の敗戦。試合後は涙が止まらなかったが、失点を12点に抑えた後半の戦いぶりを振り返って前を向いた。「自分たちの気持ちを背負って頑張ってほしい」。花園への夢は、後輩たちに託した。【井川諒太郎】

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記事(提供:毎日新聞/2017/10/29 13:05)

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