第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県大会 開幕 福島、終盤突き放す 学法福島は大量83点 /福島

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県ラグビーフットボール協会、毎日新聞社など主催)は28日、いわき市のいわきグリーンフィールドで開幕し、1回戦4試合があった。

 昨年の県大会で4強入りした福島は勿来工と対戦。前半は同点に追いつかれて折り返したものの、後半4トライで突き放した。安積は、出場選手数が足りなかった安達と10人ずつで対戦し快勝。日大東北、学法福島もそれぞれ相手を零封した。

 開会式では、昨年の優勝校・郡山北工の後藤陸主将(3年)が「1人ではできなくても、15人いればできることもある。そう教えてくださった監督や仲間、すべての人への感謝を込めて最後まで諦めずにプレーすることを誓います」と宣誓した。

 29日には、同市のいわき21世紀の森公園多目的広場で2回戦4試合があり、4強が出そろう。【高井瞳】

安積展開で圧倒

 ▽1回戦

安達 反0

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 3 0 0 26 4 2 0 0 24 50

安積 反3

 安積が展開ラグビーで安達を圧倒した。安積は前半1分、ラックからパスをつなぎFW内海がトライ。その後も素早いパス回しですきを突き計8トライを挙げた。安達は敵ゴールに迫る場面もあったが、無得点に終わった。

勿来工力尽きる

勿来工 反7

 1 1 0 0 7 1 1 0 0  7 14

 T G P D 前 T G P D  後  計

 1 1 0 0 7 4 3 0 0 26 33

福島 反13

 同点で迎えた後半開始のキックオフを、福島のNO8山口が捕球すると、敵陣を走りきりトライ。その後も3トライを重ねた。勿来工は前半互角に戦い、後半もCTB片野のトライで追い上げたが、終盤に突き放された。

日大東北が快勝

福島東稜 反2

 5 2 0 0 29 5 2 0 0 29 58

日大東北 反6

 日大東北が10トライを奪って快勝した。前半1分、敵陣ゴール前のラックからつなぎFW高宮がトライ。FW陣を中心にラックやモールを支配し得点を重ねた。福島東稜は相手タックルに阻まれ好機をほとんど作れなかった。

磐城農歯立たず

磐城農 反5

 6 5 0 0 40 6 5 1 0 43 83

学法福島 反5

 学法福島が得意のモールで圧倒。前半1分、敵陣22メートルからモールで押し込みSH赤間が決めたのを皮切りに、トライ12本のうち9本をモールから奪った。磐城農はバックスを中心にゴールに詰め寄ったが、届かなかった。

部員集め、苦労実り初戦突破 安積SH・八木奎悟主将(3年)

 純白に青色のラインが入ったジャージーを身につけ、2年ぶりの1回戦突破を果たした。昨年は9人で臨み試合には勝ったものの、大会規定の出場選手数に足りず、2回戦進出はかなわなかった。4月の新入部員も2人で、一時は県大会出場を断念しかけた。

 しかし「何もしないで諦めたくない」と、部員集めに奔走。チラシに加え、手分けをして体格の良い生徒や中学で運動部に入っていた生徒に声をかけては昼食を共にしてラグビーの魅力を伝えた。

 「15のポジションがあるから、自分の力を生かせる場所が絶対見つかる」。練習時間を割いて新入生がラグビーを体験できる機会を作った。体格の大きい生徒はタックル、元サッカー部員はキックなど、長所を生かせるポジションを考えて練習させた。そのかいもあり、新たに1年生6人が入部し、16人で今大会に臨んだ。

 この日は、急造チームながら、グラウンドを広く使った展開ラグビーで8トライを奪い快勝。「個々の良さを生かせるプレーができた。新入部員のためにもプレーで引っ張りたい」と話した。【高井瞳】

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記事(提供:毎日新聞/2017/10/29 11:37)

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