第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

県予選 決勝は仙台育英VS石巻工 4年連続で両校、22日激突 /宮城

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)の県予選は18日、利府町のみやぎ生協めぐみ野サッカー場で準決勝2試合があり、仙台育英と石巻工が決勝進出を決めた。4年連続同一カードとなる決勝は22日午前11時から、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われる。【本橋敦子】

 ▽準決勝

利府決め手欠く

仙台育英 85 35-0 0 利府

        50-0

 仙台育英は序盤、利府の堅守に攻めあぐねたものの、前半12分に右中間のスクラムから右に展開してトライを決めて先制。その後もバックスとフォワードが一体となった攻撃を見せ、計13トライを奪った。利府は、敵陣深く攻め込むなど何度か見せ場をつくったが、あと一歩のところで決め手を欠き、無得点に終わった。

全校あげて大声援

 ○…利府の準決勝進出は2002年以来15年ぶり。この日は青いメガホンを持った全校生徒約800人がスタンドに応援に駆けつけた。チームは序盤、仙台育英の猛攻を受けながらも必死に耐えた。最後は点差を付けられたが、生徒たちは最後まで声援を送り続けた。日光史弥主将(3年)は「もう少しいいところを見せたかった」と悔しさをにじませたが、就任2年目の長尾豊監督は「この舞台を目標に今後もっと練習を重ねる」と前を見据えた。

 ▽同

仙台三競り負け

石巻工 35  7-5  15 仙台三

       28-10

 石巻工が仙台三との激戦を制した。石巻工は後半9分、ゴール前のモールからそのまま押し込んでトライ。その後も連続トライを決め、一気に突き放した。仙台三はラックからの展開で石巻工陣内に攻め入り、中盤まで互角の戦いを見せた。ノーサイド直前にも1トライを返したが、あと一歩及ばなかった。

感謝を伝えたい

 ○…仙台三の村上雄大主将(3年)は6月の県高校総体で左膝靱帯(じんたい)を切断し、今大会はベンチから試合を見守ってきた。昨年と同じ顔合わせとなった準決勝は「去年の借りを返そう」と臨んだが、あと一歩及ばなかった。村上主将は「『キャプテンのために頑張ろう』とみんなが言ってくれたことが忘れられない。ありがとう、と伝えたい」と涙を拭いた。

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記事(提供:毎日新聞/2017/10/19 11:54)

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