第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

大阪勢、全国を引っ張り続けて

 ○東海大仰星27-20大阪桐蔭●(決勝・8日)

 19大会ぶりに実現した決勝での大阪対決。悪天候にもかかわらずメインスタンドはほぼ埋まり、9300人の歓声がスタジアムにこだました。

 「『競技人口の多い大阪の代表』という自覚を両校の選手たちが持ってくれている。ラグビーのおもしろさが分かる試合をしてくれた」。一進一退の白熱した攻防を、大阪府高体連ラグビー専門部の榎本孝二委員長は満足そうに振り返った。

 大阪の出場枠が3に固定されたのは、第63回大会(1983年度)。それまでは加盟数の多い地区として2枠が与えられていたが、大会が全国高校総体を兼ねていることから、他の総体競技と同様に開催地枠も割り当てられるようになった。

 大阪にはラグビースクールの数が多く、今回の代表3校の選手は、ほとんどが中学時代から競技経験がある。地域のラグビー熱にも底上げされたレベルの高さを肌で知るだけに、初優勝にあと一歩に迫った大阪桐蔭の綾部正史監督は「大阪の一番は、全国の一番だと思っている」と言う。

 出場校の多さは、それに見合う結果を残さなければという重圧も伴う。榎本委員長は「今後も切磋琢磨(せっさたくま)して高いレベルになってほしい」と、大阪勢が全国を引っ張る存在であり続けることを期待している。【生野貴紀】

関連記事
記事(提供:毎日新聞/2018/1/8 22:03)

毎日新聞

Copyright (C) 2017 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。

高校ラグビーニュース

毎日新聞