第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

「勝つのは難しい」大阪桐蔭、新たな挑戦へ

 ○東海大仰星27-20大阪桐蔭●(決勝・8日)

 試合終了間際、7点を追う大阪桐蔭は得意のFW戦にかけたが、相手に阻まれて無情のノーサイド。それでも、フランカー奥井は悔し涙に暮れながら「自分たちのプレーは60分間貫き通せた」と振り返った。

 序盤は優勢に試合を進めた。雨でボールが手に付かない相手に対し、プレッシャーを掛けた。同点の前半終了間際には、相手陣22メートル付近のスクラムからボールを奪って連続攻撃。ゴール前中央10メートル付近からモールを押し込み、最後は奥井が左中間に勝ち越しトライを挙げた。

 後半8分にはCTB江良楓のPGでリードを10点に広げ、綾部監督が「後半15分までは予定通りの形だった」という通り、自分たちのペースで試合を進めていた。だが、雨脚が弱まるにつれて出足が良くなる相手に押された。準決勝まで4トライを挙げていたWTB美登路が右肩負傷で欠場した影響で、バックスへの展開も少なかった。前半はタックルで相手の攻撃の芽をつぶしていた奥井も突破を許し、「もっと動いていればよかった」。終盤はチーム全体が息切れしてしまった。

 初めて臨んだ決勝の舞台を振り返り、「本当に勝つのは難しい」と綾部監督。全試合にフル出場した奥井は「この悔しさをばねにして、次は優勝したい」。新たな挑戦が始まる。【村社拓信】

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/8 20:18)

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