第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

きょう決勝 大阪桐蔭VS東海大仰星

 最終日の8日午後2時から東大阪市花園ラグビー場で決勝があり、2大会ぶり5回目の頂点を狙う東海大仰星(大阪第2)と初優勝を目指す大阪桐蔭(大阪第1)が対戦する。啓光学園(現常翔啓光学園)が大阪工大高(現常翔学園)を破った第78回(1998年度)以来、19大会ぶりに大阪勢同士が決勝でぶつかる。

 東海大仰星は3大会連続7回目の決勝進出。大阪桐蔭は12回目の出場で初めて決勝に進んだ。花園で初めて顔を合わせる両校は7日、最終調整を行った。

 FW中心に縦の突破を目指す大阪桐蔭に対し、東海大仰星はグラウンドの横幅を生かす展開ラグビーで勝負する。ともに防御は堅く、好機を確実にものにできるかが鍵になる。

 大阪桐蔭は主将のフランカー上山を中心に、FW戦から突破口を開きたい。今大会は先発メンバーを固定してきたが、4トライのWTB美登路が準決勝で右肩を負傷し、出場できるか微妙だ。

 東海大仰星は河瀬、西村の両WTBが計9トライを挙げている。準決勝で東福岡の攻撃をしのいだ組織的防御をベースに、ボールを動かしながら決定力のあるバックス陣につなぎたい。

 雨中の試合が予想され、ハンドリングなど細かなミスが流れを変える可能性もある。【村社拓信】

 ◆大阪桐蔭

縦突破強み タックルで締め

 ○…大阪桐蔭は東大阪市の近大グラウンドで正午から約2時間練習した。強みのセットプレーでは、タイミングをずらしたラインアウトでのボールの取り方を確認。好プレーには拍手が起き、和やかな雰囲気で汗を流した。

 最後は、全部員が縦2列に並んだ間を3年生全員と大会登録メンバーが順々に駆け抜け、タックルして締めくくった。主将のフランカー上山は「初の決勝でも勝たないと意味がない。やってきたことを出し切りたい」と意気込んだ。

 ◆東海大仰星

展開で勝負 雨備え感触確認

 ○…東海大仰星は大阪府枚方市の自校グラウンドで約3時間、基礎練習を中心に行った。FW陣はブレークダウンからの前進、バックスはパス回しなどから始め、タックル後のこぼれ球の処理やセットプレーなどの練習もこなした。

 雨の中での試合になることを見越し、水でぬれたボールを使って感触を確認。試合前日の恒例になっているスクワットは女子マネジャーや中等部の部員も加わって行い、主将の長田らが「絶対優勝するぞ」などと気勢を上げた。

両チームの今大会のデータ

東海大仰星           大阪桐蔭

57-12 熊本西  2回戦  57-14 日川

27-27 秋田工  3回戦  31-15 目黒学院

50-20 報徳学園 準々決勝 29-10 国学院久我山

21-14 東福岡  準決勝  12-7  桐蔭学園

 <データ>

95.9キロ   FW体重   95.9キロ

38.8     得点     32.3

18.3     失点     11.5

 6.3     獲得トライ   5.3

 2.8     失トライ    2.0

 6.3     反則      6.0

 ※東海大仰星の3回戦はトライ数差。FW体重は準決勝の先発8人の平均。得失点、トライ、反則は1試合平均

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/8 16:04)

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