第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

流れ引き寄せるタックル 東海大仰星

 ○東海大仰星21-14東福岡●(準決勝・5日)

 東海大仰星CTB和田の狙い澄ましたタックルが、流れを引き寄せる先制トライを呼び込んだ。

 前半13分、東福岡がボールを回しながら、自陣左サイドに攻め込んできた。和田はタイミングを見定め、正面の相手SO丸山にパスが渡ると同時に距離を詰め、膝元に突き刺すように飛び込んだ。タックルの勢いで丸山の手から浮いたボールを、右隣にいたSO三村がインターセプト。そのまま約80メートルを独走し、最後は相手選手を引きずりながらインゴールに飛び込んだ。

 中央に切れ込むNO8福井翔大をおとりにし、外側の丸山を使った東福岡のサインプレーだったが、三村は「相手は外に持って行ってから内に返すと思っていた」と読み、丸山をマークしていた。相手の展開力に対し、チームは数的不利な局面でなければ積極的に前に出て守るという意思統一もできていた。前日の練習後、日付が変わる頃まで約6時間のミーティングで東福岡の連続攻撃を徹底的に研究した成果が出た。

 湯浅監督が「1対1では上回られている部分が多い」という強敵の反撃をしのぎ、「全員で守れたからこそ。ディフェンスを徹底することで日本一になりたい」と和田。花園で5大会連続となったライバル対決を制し、2大会ぶりの頂点に向けて手応えを深めた。【田中将隆】

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/5 19:02)

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