第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

大阪桐蔭29-10国学院久我山 大阪桐蔭、防御破る縦突進

第5日(3日・東大阪市花園ラグビー場)

国学院久我山(東京第2) 反1

  1 0 0 0  5 1 0 0 0  5 10

  T G P D  前 T G P D  後  計

  2 1 0 0 12 3 1 0 0 17 29

大阪桐蔭(大阪第1) 反6

 ▽主審=木村陽介

 FW戦で優位に立った大阪桐蔭が逃げ切り。同点の前半17分、フランカー上山のトライで勝ち越し。後半2分にモールを押し込んで加点、10分にはフッカー中川のトライで突き放した。国学院久我山は密集戦で後手に回り、ボールを失うなどリズムを作れなかった。

 先発平均体重95・9キロと大会屈指のサイズを誇る大阪桐蔭のFW陣が、国学院久我山の防御を打ち破った。

 前半13分に追いつかれても、慌てる様子はまったくなかった。密集からテンポ良い球出しで縦突進を繰り返して陣地を獲得。同17分にゴール前のラックから主将のフランカー上山がトライを決めて勝ち越し。後半2分にもラインアウトからモールを押し込み、上山のトライで突き放した。

 綾部監督は「フィジカルで負けないチーム作りをしてきた」と振り返る。

 栄養士が食事メニューを管理。選手はノルマとして米を毎日2キロ近く食べ、週1回は筋力トレーニングに専念した。夏場は山の中腹にある練習場まで数日おきに走って登った。上山は当たり負けしない体に「鍛えた成果が出ている」と成長を実感する。

 第93回大会(2013年度)に並ぶ過去最高の4強入りにも「ここまで来られるチームと思っていた」と綾部監督。上山は「新しい歴史を、この代で築きたい」と、さらなる躍進を期していた。【坂本太郎】

国学院久我山、BK陣不発

 ○…国学院久我山は持ち味のバックス攻撃の出はなをくじかれた。前半1分、自陣ゴール前15メートルでFB遠山がタックルを受けてターンオーバーを許すと、そのままバックス展開されて先制点を許した。

 「思った以上に相手の出足が速かった」と遠山。3回戦までの2試合で8トライを挙げたバックス陣だが、この日はボール保持のため、密集で相手より人数を多くかけすぎ、展開しても数的不利になることがしばしば。

 遠山は「力を出せなかった」とうつむいた。

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/4 15:41)

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