第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

東海大仰星50-20報徳学園 東海大仰星、流れ呼ぶ新星T

第5日(3日・東大阪市花園ラグビー場)

報徳学園(兵庫) 反5

  1 0 0 0  5 3 0 0 0 15 20

  T G P D  前 T G P D  後  計

  5 3 0 0 31 3 2 0 0 19 50

東海大仰星(大阪第2) 反6

 ▽主審=関谷惇大

 東海大仰星が計8トライで快勝した。前半2分、中央ラックから左へ展開し、CTB和田のトライで先制。その後もバックス陣を中心にトライを重ねた。終始追う展開の報徳学園は、後半ロスタイムにWTB中西がトライを挙げるなどで意地を見せた。

 ■マイボール

「遠慮」脱皮、日本一宣言 谷口宜顕(たにぐち・よしあき)(1年) 東海大仰星・FB

 ラックからつないだボールを受けて左サイドを駆け上がり、無我夢中でインゴールに飛び込んだ。2点差に迫られていた前半10分、自身の花園初トライで流れを呼び込む。「ラインにちゃんと顔を出し、フォローしたことが結果につながった」。計2トライの活躍に、試合後は笑顔をはじけさせた。

 最後方からチームメートに指示を出す役割も担うが、他の先発陣は先輩ばかり。今大会の予選前、遠慮がちにプレーしているのに気付いた湯浅監督から「何を小さくおさまってるんだ」と発破をかけられた。「変わらないといけない」と思い、ミーティングなどでも意見を言うように心掛けたことで、プレー面でも積極性が目立つようになったという。

 小学6年の時、FB野口竜司を擁して第93回大会を制したチームに憧れ、東海大仰星中等部に進学した。野口が所属する東海大は2日の全国大学選手権準決勝で敗退。「高校は日本一を取ります」と力強く誓った。【田中将隆】

報徳、意地の20点

 ○…立ち上がりから劣勢に回った報徳学園だったが、WTB中西が3トライを挙げて気を吐いた。ロスタイムの後半32分には、自陣20メートルの左中間ラックから右へ展開したボールを受けると、タックルをかわしながら独走し、インゴールに飛び込んでみせた。8強では唯一のノーシード。4試合目で体は疲れ切っていたというが「仲間がつないでくれたボールだったので走りきることができた」と悔しさの中にも充実感をにじませた。

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/4 15:50)

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