第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

3回戦 尾道、好機生かせず 優勝候補に果敢な攻め 健闘にスタンドから拍手 /広島

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高体連など主催)で、県代表の尾道は1日、3回戦でAシードの桐蔭学園(神奈川)と対戦した。先制トライを挙げたが、その後は再三の好機を生かせず7-40で敗れた。優勝候補を相手に何度も敵陣深く攻め入るなど、点差以上に競り合う試合運びを見せたフィフティーンにスタンドからは拍手が送られた。【長宗拓弥】

 前半2分、尾道スタンドが揺れた。ゴール前スクラムから持ち出したNO8高武俊輔選手(2年)が「スペースが空き、いけると思った」とトライ。鮮やかな先制劇に父賢文さん(50)は「まだまだこれから。ひたむきなディフェンスを」と冷静に見守った。

 だが、試合の流れはすぐに桐蔭学園に傾く。素早い展開にFW陣のタックルが外され、県予選から5試合連続でトライを許さなかった防御の網は次々に破られた。好機を得ても、スクラムやラインアウトの安定感を欠き、ボールキープも阻まれた。4トライを連続で許し、前半は7-26で折り返した。

 接点で劣勢に立ち、前半の終盤からバックスの展開による突破に勝機を見いだした。後半も、何度も敵陣深くに侵入するが、集散の速い相手FWに反撃の芽は摘まれていった。SO三輪悠真選手(3年)は「相手のブレークダウン(ボールの争奪)は激しくテンポが遅れて、良いボールが供給できなかった」と振り返る。

 3大会ぶりの8強入りはならなかったが、新チームにはFW陣を中心に多くの選手が残る。ノーサイド後、プロップ中川亮選手(2年)は「力的には大きな差を感じなかった。この経験を大事に生かしたい」と敗戦を糧にする。

 ▽3回戦

桐蔭学園 40 26-7 7 尾道

        14-0

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/3 15:35)

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