第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

3回戦 東海大仰星、積極トライ奏功 大阪桐蔭、組織力で撃破 /大阪

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会、全国高体連など主催)は1日、3回戦があった。大阪桐蔭は目黒学院(東京第1)の反撃を振り切り、31-15で勝ち上がった。東海大仰星は息詰まる攻防で秋田工(秋田)と27-27でノーサイドとなったが、トライ数で上回ったため、規定により準々決勝進出となった。準々決勝は3日にあり、東海大仰星は報徳学園(兵庫)と午後1時20分から、大阪桐蔭は国学院久我山(東京第2)と午後2時45分からいずれも第1グラウンドで対戦する。【加藤佑輔、礒野健一】

東海大仰星、積極トライ奏功

東海大仰星 27 17-6  27 秋田工

         10-21

 東海大仰星は前半2分、ゴール手前ラックから左に展開し、WTB坂田龍之介選手(2年)が持ち味の俊足を生かして先制トライ。快調な滑り出しに、スタンドからは声援がわき起こる。ラグビー部の高山聖矢さん(2年)は「持久力を鍛えるため2年生の誰より走り込んできた選手。日ごろの努力が結果に出た」とガッツポーズをした。

 だが、その後は相手のしぶといディフェンスに苦戦。2回のペナルティーゴールを奪われ、リードを許した。「ここで負けてたまるか」。23分、ゴール直前のラックからSO三村真優選手(3年)が逆転のトライを決めた。2年生の時、恥骨結合炎でメンバーから外れた。父康純さん(46)は「昨年の悔しさを花園でぶつけている。力強いプレーを見せてくれてうれしい」と笑顔だった。

 後半は押され気味になったが、27分にもトライを奪う粘りを見せ、同点でノーサイド。トライ数で上回り、接戦をものにした。

大阪桐蔭、組織力で撃破

大阪桐蔭 31 21-0  15 目黒学院

        10-15

 大柄な外国人留学生を並べた相手チーム。選手たちは「体格で負けても、組織を徹底すれば勝てる」と、それぞれの役割を確認して試合に臨んだ。

 先制トライは前半4分。敵陣35メートル左中間スクラムから右につなぎ、WTB宮宗翔選手(3年)が中央に走り込んだ。初戦に続く先制トライ。母恵さん(50)は「攻撃だけでなく守りでもいい動きができている」と目を細めた。7分には敵陣10メートル左ラインアウトから右に展開、ハーフライン付近でボールを受けたFB杉原駿選手(3年)が一人で走りきってトライするなど、バックスがグラウンドを躍動し、21-0で前半を折り返した。

 後半は相手の激しいアタックに押され、3本のトライを許すが、終了間際にゴール直前右中間ラックからSH松山将輝選手(3年)が右に持ち出しトライ。いい形で試合を終えた。ロック鈴川琉生選手(3年)は「後半は疲れも出たが、次はそうはいかない。どんな相手でもしっかり止める」と気を引き締めていた。

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/3 14:15)

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