第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

桐蔭学園、粘りの守備 追加点許さず8強 /神奈川

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)は1日、東大阪市花園ラグビー場で3回戦があり、県代表の桐蔭学園が40-7で尾道(広島)を降した。桐蔭学園は先制を許したもののすぐに逆転。粘り強い守備で追加点を許さず、前回大会に続いて8強に進んだ。準々決勝は3日、午前10時半から京都成章(京都)と4強をかけて対戦する。【中村紬葵】

尾道 反6

  1 1 0 0  7 0 0 0 0  0  7

  T G P D  前 T G P D  後  計

  4 3 0 0 26 2 2 0 0 14 40

桐蔭学園 反7

 前半9分、敵陣5メートルライン付近の相手ペナルティーから中央ラックを押し切ってNO8高田風吾選手(3年)がトライ。先制を許した後のトライに高田選手は「落ちないで前を向いて取り返そうと思っていた。フォワードみんなでとったトライ」と話し、WTB中村大地選手(3年)がゴールを決めて桐蔭学園は早い段階で追いついた。前半13分には敵陣10メートルラインでパスを受けたFB黒木陽斗選手(3年)がタックルをかわして右サイドを駆け上がり、中央に回り込んで勝ち越しトライを決める。スタンドにいた父哲也さん(46)は「ボールを持った瞬間から行けと思って見ていた」と興奮した様子で話し、「うらやましいですね」と大舞台で活躍する息子に目を細めた。

 19点のリードで試合を折り返した桐蔭学園だったが、後半はパスミスからキックで攻め込まれるなど、攻撃のミスが響いて自陣でのプレーが続く。ゴールライン際まで攻め込まれる場面もあったが、藤原秀之監督が「足元へのタックルができていた」と評価したように、繰り返し粘り強く守って得点を許さなかった。

 先制されたトライと1ゴールに抑えて前回大会に続く8強進出を果たしたものの、試合後の選手たちに笑顔は無かった。フッカー原田衛主将(3年)は「もっと敵陣で勝負したかった。動きが良くなかったので修正したい」と硬い表情で話し、「相手が得意とするタックルを受けてしまった。次は自分たちから当たっていきたい」と気を引き締めた。

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/3 12:48)

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