第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

秋田工、同点で涙 トライ数で下回り /秋田

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)で、県代表の秋田工は1日、東海大仰星(大阪第2)と3回戦で対戦。27-27の同点ながらトライ数で相手を下回ったため、惜しくも8強進出を逃した。スタンドからは「秋工よく頑張ったぞ」と温かい声援と拍手が送られた。【佐野格】

秋田工 反4

  0 0 2 0  6 3 3 0 0 21 27

  T G P D  前 T G P D  後  計

  3 1 0 0 17 2 0 0 0 10 27

東海大仰星 反8

 昨年9月の練習試合で大敗した相手。選手たちは「死ぬ気で全部ぶつけてやろう」と気合十分で臨んだ。前半2分、先制トライを決められるも、「風上だったのでセオリー通り」(伊東真吾監督)とCTB児玉樹主将(3年)が積極的にPGを狙う。10分は失敗したが15分、21分と連続で成功し、一時逆転する。スタンドも盛り上がったが喜びもつかの間、相手BK陣に連続トライを決められ、なかなか流れをつかみきれない。

 ハーフタイムに伊東監督が「後ろからでもモールで行こう」と指示を出すと、FW陣を中心に選手たちが躍動する。

 後半4分、敵陣でラックからSH柴田凌光選手(3年)がDFラインを突破し、鮮やかにトライを決める。8分にトライを決められたが、秋田工の勢いは止まらない。自陣からモール攻撃を仕掛け、スタンドからは「押せ。押せ」の大合唱。13分にモール攻撃で認定トライを奪い2点差に迫ると、21分にもモールから柴田選手が「狙っていた」とゴール中央へ飛び込んで逆転に成功する。スタンドでも保護者らが抱き合って喜び合うなどわき上がった。

 しかし、終了まで残り3分。トライを奪われ、同点に追いつかれる。秋田工は最後まで諦めず、敵陣深く攻め込んだが、トライまであと一歩届かなかった。伊藤哲教頭は「一生懸命やってきた成果が出た。良くやってくれた」と選手たちをたたえた。児玉主将は「自分が最初のPGを決めていれば。この悔しさを忘れず、大学でも頑張りたい」と語った。

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記事(提供:毎日新聞/2018/1/3 11:31)

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