第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

東福岡 内容に不満、勝って表情硬く

 ○東福岡68-7昌平●(30日)

 短期決戦の初戦の難しさは、前回王者・東福岡も例外でなかった。初出場で1回戦を突破した昌平の勢いに押され、出だしで思わぬ苦戦を強いられた。

 前半7分にNO8福井翔大のトライで先制したものの、その後は自慢のFW陣が相手の鋭いタックルに進めない。焦りがミスを生み、前半18分の失点も、マイボールラインアウトをキャッチできなかったのがきっかけ。そこから自陣ゴール前まで攻め込まれ、SO丸山のキックがチャージされて同点トライを許した。

 前半を終え、リードはわずか7点。藤田監督は「スクラムが劣勢だったので入れるしかなかった」と、負傷明けの正プロップ小林を後半開始から投入。思惑通りに8トライで突き放したが、試合後の選手の表情は硬いままだった。3回戦以降の戦いを考えれば、残り10分での起用を想定していた小林のコンディションも気に掛かる。

 全国高校選抜と高校7人制を合わせた「高校3冠」を達成した昨季のメンバーが多く残る。主将の福井翔大は目標に内容も伴う「圧倒的な連覇」を掲げている。しかし、藤田監督は「過大評価。まだまだ仕上がっていない。この花園で(決勝まで)5試合できたらそこで仕上がる」と指摘する。優勝候補の真価が見られるのは、もう少し先になりそうだ。【生野貴紀】

関連記事
記事(提供:毎日新聞/2017/12/30 20:01)

毎日新聞

Copyright (C) 2017 毎日新聞社 記事の無断転載を禁じます。

高校ラグビーニュース

毎日新聞