第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

昌平の健闘に拍手 東福岡に苦杯 全国に通じた防御 /埼玉

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は30日、東大阪市の花園ラグビー場で2回戦があり、県代表の昌平は東福岡(福岡)に7-68で敗れた。前半は一時同点に追いつくなど、持ち味の堅い守りで連覇を狙う王者を相手に健闘し、7-14で折り返したが、後半、一気に引き離された。

 ▽2回戦

昌平 反8

 1 1 0 0  7 0 0 0 0  0  7

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 2 0 0 14 8 7 0 0 54 68

東福岡 反2

 28日の1回戦で花園初勝利を飾った昌平の2回戦の相手は全国トップクラスの実力を誇る東福岡。御代田誠監督の「初戦以上に守りを堅くして挑みたい」という言葉通り、昌平は序盤から積極的に前に出るディフェンスで、強じんな体の相手を苦しめた。

 前半7分、相手NO8に突破されて右中間に先制トライを決められたものの、「ディフェンスでは負けてない」と部員たちの声が飛ぶ。チームは低いタックルなど持ち前の粘り強く堅い守りで相手の攻撃を押し返し、追加点を許さない。

 前半18分、キックチャージからSOの鳥居健悟選手(2年)が一瞬のすきをついてトライを決めると、「勝てるぞ」「このまま行けー」とスタンドは大歓声に包まれた。鳥居選手も「チーム全員で前に出るという姿勢がトライにつながった」と振り返った。その後も守りを中心にチャンスを狙うが、前半21分にトライを奪われ、勝ち越された。

 それでも1トライ1ゴール差で迎えた後半、期待は高まった。しかし、ペースアップした相手の突破を止められず、8連続トライを許し、一気に引き離されてしまった。

 ノーサイドの笛が響くとスタンドからは惜しみない拍手が送られた。岡田大生主将(3年)の父達也さん(47)は「全国トップレベルのチームによく頑張った。胸を張ってほしい」と選手らをねぎらった。【澤俊太郎】

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/31 12:12)

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