第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

大分舞鶴 FW勝負で大会80勝

全国高校ラグビー(28日)

 ○大分舞鶴57-7朝明●

 キックオフ後最初のプレーで、大分舞鶴のタックルに相手選手がじりじりと後退した。その瞬間、主将のロック富田は「FWで行ける。自信を持って行こう」と味方に呼びかけた。鍛え上げたFW勝負で朝明を圧倒した。

 前半3分、敵陣ゴール前へ攻め込み、朝明のモールを故意に崩す反則による認定トライで先制。12分後にもラインアウトモールを押し込んで追加点を挙げた。さらにFWで攻め続けると、相手の防御は下がる一方。前半21分にも、敵陣22メートルライン付近のラックからNO8佐々木がインゴールに飛び込んだ。

 今年4月、第83回大会(2003年度)で準優勝に導いた堀尾監督が9年ぶりに復帰。優勝1回、準優勝3回を誇る古豪だが、過去10大会は8強入りが一度だけ。前回大会は1回戦で敗れており堀尾監督は「ごまかせない力が必要」と選手に1対1での強さを求めた。「相撲の立ち合い稽古(げいこ)のよう」に用具を用いず体をぶつけ合い、タックルに磨きをかけた。

 大会通算80勝目にも、堀尾監督は「元日を越えられるように熱い火の玉になって戦いたい」と表情は緩まない。復活を証明するために、Bシード・中部大春日丘との2回戦も全力で向かっていく。【生野貴紀】

学校別大会通算勝利数◇

(1)★秋田工(秋田)  131

(2) 天 理(奈良)  103

(3)★常翔学園(大阪)  91

(4)★国学院久我山(東京)88

(5)★大分舞鶴(大分)  80

(★は今大会出場校、28日現在)

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/28 21:34)

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