第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

常翔学園61-15仙台育英 ノーシード常翔に勢い

第2日(28日・東大阪市花園ラグビー場)

仙台育英(宮城) 反7

 2 1 1 0 15 0 0 0 0  0 15

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 4 0 0 28 5 4 0 0 33 61

常翔学園(大阪第3) 反5

 ▽主審=立川誠道

 ◆マイボール

河野竣太(3年)--常翔学園・WTB

 36回目の出場で初のノーシード。例年とは異なる立ち位置で臨むチームを鮮やかな先制トライで勢いづけた。

 前半5分。自陣22メートルライン付近からつないだボールを受けると、左ライン際を一気に加速。次々と迫る相手の間をすり抜けるようにかわして中央に切れ込み、ゴール中央に勢いよく飛び込んだ。

 右足負傷の影響で控えに回った主将・奥野から前夜に「トライを決めてくれ」と声を掛けられていた。計3トライを奪い、期待にしっかりと応えた。

 中学1年だった2012年度の第92回大会を制した常翔学園に憧れて入学。チーム伝統の坂道ダッシュを繰り返し、チーム一の俊足となった。昨年度は春の選抜大会でメンバー入りしながら、花園は右膝のけがで出場できなかった。初の大舞台で、鬱憤を晴らした。

 シードから漏れた悔しさの裏で「自分たちの位置が分かった」という。1回戦注目の好カードで快勝してなお、優勝5回の名門の力を証明する戦いは始まったばかりと言いたげだ。【坂本太郎】

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/29 16:29)

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