第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

松山聖陵、意地見せた 茨城・茗渓学園に初戦敗退 /愛媛

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、毎日新聞社など主催)で、2大会連続3回目の出場となった松山聖陵は28日、1回戦で茗渓学園(茨城県)に14-27で敗れた。序盤はリードを奪うなど随所に好プレーを見せ、観客席からは「ようやった」とねぎらう大きな拍手が起きた。【遠山和宏】

 ▽1回戦

松山聖陵 反7

 1 1 0 0  7…1 1 0 0  7 14

 T G P D  前…T G P D  後 計

 2 0 0 0 10…2 2 1 0 17 27

茗渓学園 反3

 前半8分、観客席が早くも湧いた。松山聖陵はゴール直前でラックから右に持ち出し、プロップの橋本龍河選手(3年)がトライ。「めちゃくちゃうれしかった。絶対いけると思った」という値千金の先制点を奪うと、大きな拍手が起きた。

 その後しばらくは落ち着いたゲーム展開となったが、27分、キックで上がったボールをそのままトライされる不運な失点で2点差に。さらに前半終了直前の31分にもトライを奪われ、逆転を許した。

 昨年大会で16強に入ったチームのSOで、OBの関東学院大1年、大澤成貴さん(19)は「自分たちでボールをキープできているし、力は出せている。しっかりコミュニケーションを取ってボールを持ち続ければ逆転してくれる」とハーフタイムに後輩たちへエールを送った。

 そして後半。開始早々の3分にトライを奪われて点差を広げられたが、観客席からは「ドンマイ、ドンマイ」「これからだ」と声援が上がった。

 残り時間が少なくなった23分、「負けているし、狙っていた」というWTBの篠崎蓮斗選手(3年)のトライなどで3点差に迫ると、観客席の応援のボルテージは最高潮に。しかし3分後にトライを奪われ、さらに4分後にはペナルティーゴールで失点。最後まで懸命のプレーを見せたが、無情にも「ノーサイド」の笛が鳴った。

 守備の要、FBの西野颯太選手(2年)は「3年生にここまで連れてきてもらったのにキックや守備などがうまくできなかった。来年に向けて自分たちの学年が切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」と誓った。

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/29 15:39)

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