第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1回戦 倉工魂、最後まで 飯田に5-26、悔しさ糧に「次は勝つ」 /岡山

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会など主催)で、県代表の倉敷工は28日、飯田(長野)との1回戦に臨み、5-26で敗れ、悲願の花園での初勝利は挙げられなかった。ノーサイドの瞬間まで攻めの姿勢を貫いた選手たちに、スタンドの応援団からは「よく頑張った」と大きな拍手が送られた。【礒野健一】

倉敷工 反8

 0 0 0 0  0…1 0 0 0  5  5

 T G P D  前…T G P D  後  計

 2 2 0 0 14…2 1 0 0 12 26

飯田 反7

 試合会場は、2019年ラグビー・ワールドカップの舞台となる第1グラウンド。選手たちは「こんな気持ちのいい場所でラグビーができるんだ」と胸を躍らせ、グラウンドに飛び出した。

 序盤から相手に押され、前半に2本のトライを許して0-14で試合を折り返した。ただ、劣勢でも応援団の勢いは変わらない。関西在住の卒業生で組織する「おいまつ会関西部会」からは約30人が集まり声援を送った。小西実会長(78)は「県下一の力を出し切ってほしい。今こそ倉工魂だ」と拳を握った。メガホンを手に応援した野球部2年の大橋嵐人さん(17)は「大事なのは攻めの気持ちだ!」と声を張り上げた。

 声援を励みに後半18分、ゴール直前右中間ラックからNO8大原正郁(まさふみ)選手(3年)が右へ抜け出しトライ。大会直前に右膝を痛めていたが、「痛みは気にならず前に出た。今年は3年生が少なく、後輩には迷惑を掛けてばかりだった。最後にいい経験をさせてやれた」と涙を拭った。

 終了間際にも波状攻撃でトライを狙ったが、ノーサイドの笛が響く。CTB山下龍矢選手(2年)は「これが先輩との最後のプレーと必死につないだ。悔しさを猛練習につなげ来年は花園で勝つ」と誓った。

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/29 15:30)

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