第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

茗渓、逆転で初戦突破 応援団の声援後押し /茨城

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会など主催)は大会第2日の28日、東大阪市花園ラグビー場で1回戦11試合が行われ、県代表の茗渓学園は松山聖陵(愛媛代表)に27-14で逆転勝ち、2回戦進出を決めた。2回戦は大会第3日の30日、第1グラウンドの第1試合(午前9時半開始)でBシードの日本航空石川(石川代表)と対戦する。

 ▽1回戦

松山聖陵 反6

 1 1 0 0  7 1 1 0 0  7 14

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 0 0 0 10 2 2 1 0 17 27

茗渓学園 反3

 硬さが目立った茗渓は開始早々から松山聖陵のFW陣に押し込まれ、自陣でのプレーを強いられる時間が続いた。前半8分にはゴール前の左中間ラックから相手FWに持ち込まれ、先制のトライを許した。

 これに対して、茗渓は前半終了間際、ようやく密集からの素早いパス回しで相手を揺さぶる「ハンドリングラグビー」が機能し始めた。敵陣10メートルラインの左中間ラックからバックス陣に展開し、最後はFB植村陽彦選手(2年)が右中間へ逆転のトライを決めた。

 後半に入ると、スタンドの応援団が「押せ、押せ、茗渓」と声援を送り、選手たちを後押しした。一時は3点差まで詰め寄られたものの、終盤にはCTB大芦征矢選手(3年)のトライなどで粘る相手を振り切った。

 ノーサイドの笛が鳴り昨年に続く初戦突破が決まると、茗渓の選手たちは握手や抱擁で喜びを分かち合っていた。【川崎健】

頼れる謙虚な司令塔 SO・堀尾健太選手(3年)

 先制される苦しいゲーム展開を司令塔が一変させた。

 7点のリードを許して迎えた前半27分。敵陣10メートルライン付近からインゴールへ絶妙なキックパス。付属中学時代から一緒にプレーするWTB加藤樹大選手(3年)が走り込み、左隅にトライ。チームの危機を救うプレーにも、「連携は十分なので」と謙虚に喜んだ。

 1年時からメンバー入りするチームの柱。SOとして、正確なキックや的確な判断で攻撃をけん引する。昨年は17歳以下日本代表にも選出された。高橋健監督も「ゲームコントロールにたけている」と信頼を寄せる。

 それでも試合後、「ボールをこぼし相手に渡してしまうなど、無駄なミスを減らしたい」と次戦に向けて気を引き締めていた。【川崎健】

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/29 13:22)

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