第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1回戦 高松北、大舞台で善戦 東海大翔洋に初戦敗退 /香川

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、毎日新聞社など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕した。県代表で4大会連続12回目出場の高松北は、1回戦で5大会ぶり10回目出場の東海大翔洋(静岡)と対戦し、12-41で敗れた。悲願の「花園1勝」はかなわなかったが、3大会ぶりに全国大会でトライを挙げるなど善戦した。【後藤豪】

 高松北は0-15で迎えた前半21分、スクラムハーフの石原大暉選手(3年)が右隅へトライを決め、5点を返した。父の靖昌さん(54)は「今までは(チームが)浮足だっていたが、これで平常心を取り戻してほしい」と話した。

 高松北の応援には保護者や生徒ら約150人がバス4台で駆け付けた。点が入ると、「押せ押せ北高」「いけいけ北高」の大合唱。応援部の森田彩乃さん(1年)は「ルールを知らない子がほとんどだけれど、選手の気持ちが伝わってきて自然と応援したくなる」と語った。

 さらに前半30分には、ナンバーエイトの池田拓輝選手(2年)が右中間にトライ。母の智子さん(45)は「チームプレーで勝ち取った結果だと思う。うれしい」。ゴールも決まり、前半は3点差まで迫る互角の戦いを見せた。

 高松北は前回、前々回の花園はいずれも零封された。トライを挙げたのは、明和県央(群馬)との第94回大会以来だ。後半は引き離されたものの、ノーサイドの瞬間、駆け付けた保護者や生徒から温かい拍手が送られた。

 試合後、池田選手は「負けたのは悔しいが、トライを取れたのはうれしい。来年は3年生になる。絶対(花園で)勝ちたい」と話した。

15年ぶりの「再会」

 ○…高松北の応援部顧問、筒井京(けい)教諭(41)は試合前、約15年ぶりの「再会」を果たした。お相手は、東海大翔洋の教諭、品川杏彩(あずさ)さん(33)。品川さんは静岡県立浜名高校に通っていたが、筒井さんも当時は同校で勤務。よく相談を受けていたという。久々の対面に二人は「全然変わらない」と声をそろえ、「(試合では敵と味方に分かれるが)精いっぱい応援します」と話していた。

 ▽1回戦

高松北 反6

 2 1 0 0 12 0 0 0 0  0 12

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 1 1 0 15 4 3 0 0 26 41

東海大翔洋 反9

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/28 12:47)

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