第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

1回戦 報徳、安定の強さ 富山第一に105-0 /兵庫

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕し、県代表の報徳学園は1回戦で富山第一(富山)に105-0で快勝した。安定した試合運びで、走力のあるバックス陣がトライを重ねた。2回戦は30日午後2時半から、Bシードの御所実業(奈良)と対戦する。【長宗拓弥】

 報徳学園は前半4分、右中間35メートルラックから左に展開。CTB江藤良主将(3年)が先制トライを挙げた。その後も、敵陣でプレーを続け、わずか開始10分で4トライを奪った。

 前半9分には、自陣10メートルラインのスクラムから、パスを受けたWTB中西海斗選手(3年)がステップで相手ディフェンスを次々にかわし、50メートル以上を独走する圧巻のトライ。「持ち味はステップとスピード。緊張が一気にほどけた」と振り返った。

 前半で大量リードを奪うと、後半に入り8選手が交代。攻撃の手を緩めず、前半よりも1トライ多い8トライを決めた。

 圧勝にも選手たちは冷静な表情。難しい角度も含め、全15本のコンバージョンキックを成功させたFB雲山弘貴選手(3年)は「キックで負ける試合もある。次も100%成功させる」と次戦を見据えた。

スタメンの仕事完遂 CTB・岩佐尭弥(たかや)選手(3年)

 仲間からのパスをつなげ、3トライを挙げて勝利に貢献した。「みんなが走ってくれたお陰」と初戦突破を喜んだ。

 5歳でラグビーを始め、中学生まで地元のラグビースクールに通い、「兵庫で一番強い学校で花園に行きたい」と報徳学園に入学した。加古川市内の自宅から片道2時間、電車3本を乗り継いで通学する。

 自分のプレーについて、「タックルに苦手意識があり、守備に課題がある」と感じていた。転機は、前回の大会3回戦で敗れた石見智翠館(島根)戦。劣勢が続く後半に途中出場することになったが、「チームが負けていることにびびり、一度もボールを持てなかった」。

 それ以来、「タックルをしなければ相手からボールは取れない」と気付き、苦手意識を持たず、積極的に練習に取り組むよう心掛けるようになった。

 この日、初めて花園でスタメンとしてフル出場。「昨年のような、怖がっていた自分はもういない。センターとして12番をやりきれた。大きな自信につながった」と話した。次は、強豪・御所実業(奈良)との一戦だ。「今日の自信を胸に、次も絶対に勝ちます」と言い切った。【山本愛】

 ▽1回戦

富山第一 反2

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0   0

 T G P D  前 T G P D  後   計

 7 7 0 0 49 8 8 0 0 56 105

報徳学園 反7

〔阪神版〕

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/28 13:02)

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