第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

倉敷工・俊足ウイングコンビ、縦横無尽に走り抜け! あす初戦、長野・飯田と激突 /岡山

 27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)の県代表・倉敷工(出場は4年ぶり5回目)は28日、1回戦で飯田(長野)と激突する。持ち味の「ランニングラグビー」のカギを握るのが、俊足のウイング2人だ。いずれも高校からラグビーを始めたが、中学時代は野球やサッカーに打ち込み、その経験を生かしている。【益川量平】

キックの処理に自信、平田選手 カウンターを狙う古賀選手

 右ウイングを務める平田星之介(せいのすけ)選手(3年)と、左ウイングの古賀大智(だいち)選手(2年)。いずれも身長170センチ前後、体重も60キロ台前半。決して体格に恵まれているわけではないが、50メートルを6秒台前半で走る脚力を誇り、大柄な相手を素早くかわしてトライを奪う。

 平田選手は中学では野球部に所属し、外野を守っていた。フライ処理の経験から、ラグビーでもキックのボール落下地点を予測してキャッチするのがうまく、「キックの処理は任せて」と自信をのぞかせる。古賀選手はサッカー部の出身で、守備の要であるセンターバックを任されていた。相手選手との距離感を測ることが得意で、タイミング良くタックルを仕掛けてカウンターを狙うプレーが売りだ。「試合が始まれば、大柄な相手も怖くない」と笑顔を見せる。

 異なる個性を持つ2人だが、普段は共通の趣味であるスケートボードで一緒に遊ぶなど大の仲良しだ。平田選手が練習中や試合終了後、動き方などについてアドバイスすることもあり、古賀選手は「先輩よりも上手になりたい」と熱心に聴き入る。黒住晃監督(40)は「2人はキーマン。彼らがトライを取ることによって倉工のペースが作れる」と期待を寄せる。

 倉敷工は花園では未勝利で、28日に悲願の1勝が望まれる。初戦に向けて、平田選手は「ボールを回してもらったら全部トライを取りに行く」と力強く話す。古賀選手は「県代表として他のチームの分まで暴れたい」と闘志を燃やしている。初戦は東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで午後0時35分に開始予定だ。

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/27 14:31)

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