第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

高松北、初戦へ闘志 あす、静岡・東海大翔洋と対戦 /香川

 第97回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、毎日新聞社など主催)が27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する。県代表として4大会連続12回目出場の高松北は、大会初日の第2試合(27日午後1時20分開始予定)で、5大会ぶり10回目出場の東海大翔洋(静岡)と対戦する。「花園での1勝」を目指す高松北のチームを紹介する。【潟見雄大】

 「4連覇はあくまでも通過点」。県大会後、岩田紘輝主将(3年)は力強くそう語った。創部以来、初の4連覇となったが、高松北が見据えるのは全国大会だ。

 昨年の花園では開幕試合に登場。しかし、強豪・流通経済大付属柏(千葉)に0-95の大差で敗れた。県内で勝てても全国の壁は高く、高木智監督は「巨人のような相手だった」と振り返る。

 新チーム結成後、全国でも通用する体づくりから始めた。食事の量を増やし、平均体重は約4キロ増えた。本来の持ち味であるパスを回してボールを動かすラグビーだけでなく、相手に当たり負けず、力で突破することができるようになった。

 攻撃の幅の広がりは結果に現れた。昨年は最下位に沈んだ春の県大会で優勝。昨年は辛勝だった秋の大会決勝でも、今年は57点差をつけて圧倒し、花園への切符をつかんだ。

 チームが力を入れてきたのは、イメージトレーニングだ。試合に勝つ場面を想像することで高いモチベーションを保って試合に入ることができる。今回の花園初戦に向けては「イメトレの台本」が全員に配られた。試合当日の朝から試合終了まで同じイメージを共有し、一体感のあるプレーを目指す。岩田主将は「試合会場も去年と同じなのでイメージしやすい。勝って全員で大爆笑するイメージができている」と笑顔で話す。

 チームの中心は、パスの得意なTB・岩田主将と、体重97キロでチーム最重量のFW・杉山太一副主将(3年)。2人が起点となってボールを動かし、最後は足の速いTB・入谷智野選手(2年)と、中島哲大選手(2年)、高木涼矢選手(2年)の両FWらがトライを狙う。

 初戦の相手・東海大翔洋にも気後れはまったくない。岩田主将は「花園は強豪ばかり。どこと対戦しても自分たちのラグビーをやるだけ」。杉山副主将も「昨年よりもチームの仕上がりは良い」と自信をみせる。高木監督は「まずは先制し、こちらのペースで試合を進めたい。これまで悔しい思いをしてきた。4度目の正直で勝つ」と意気込む。

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/26 15:29)

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