第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

チーム紹介 航空石川 FW、BKにつながり /石川

 第97回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)が27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。県勢は、13年連続13回目の出場にして石川初のシード入りとなった日本航空石川がベスト4を目指す。初戦は30日の2回戦で、松山聖陵(愛媛)-茗渓学園(茨城)の勝者と対戦する。大会を前にチームを紹介する。【日向梓】

 今年は、高校日本代表候補のNO8アシペリ・モアラ選手(3年)、FB江本洸志選手(同)らを中心に、FW、BKが一体となりテンポ良くボールを動かすゲーム展開を得意とする。

 前回大会の3回戦は、優勝5回を誇る常翔学園(大阪第2)に34-40で惜敗したが、トライ数はいずれも6と互角だった。今年10月の愛媛国体2回戦では、鶴来と選抜チームを組み、優勝した大阪代表に7-12と善戦した。「どこが相手でも当たり負けしないチームになった」。筋力トレーニングや食育の成果が出ていると小林学監督(48)は分析する。

 筋力トレーニングはスポーツ理論などに基づき、筋力だけでなく俊敏性も高めるもので、3年前から導入した。また、1日5杯のどんぶり飯に週3回のおにぎりの夜食をノルマとしており、入学当初から20キロ以上増量した選手もいる。2003年の創部時、FW8人の平均体重は70キロ台だったが、今年のチームは91キロ。小林監督は「体が大きいだけでなく速さもあり、ボールを動かす能力が高い」と評価する。

 体作りに一役買っているのが、マネジャーの阪井那希さん(3年)と鈴木芙羽子さん(2年)だ。夜食のおにぎりは部員51人に二つずつ。3・5升のごはんを炊き、ひたすら握る。阪井さんは「皆にありがとうと言われるとうれしいし、やりがいもある」と笑う。

 前回大会にエントリーした選手が15人残るなど、経験値の高さも強み。全3試合に先発出場した田中大智主将(3年)は、常翔学園戦を「キック差で負けた。相手の守備をかわせず、ゴールラインの端でトライしていた」と振り返り、今季は相手守備の突破にこだわってきた。「前回を超えるベスト4以上が目標。常翔学園は同じブロックなので、『リベンジしたい』とチームの士気も高い」。気合十分で花園に挑む。

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/26 14:22)

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