第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会

倉敷工 花園で「全力」じゃ! 16強目指し練習に熱 /岡山

 27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する第97回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)に県代表として出場する倉敷工(4年ぶり5回目)の選手たちが、大会に備えて練習に励んでいる。初戦は28日、長野県代表の飯田とぶつかる。黒住晃監督(39)は「倉工らしさを出して全力で1回戦を突破したい」と語る。花園では未勝利だが、県勢として47大会ぶりのベスト16を目指す。【益川量平】

 部員はマネジャーを含めて40人。普段はグラウンドの半分をサッカー部が使い、残りを軟式野球部と分け合っている。選手たちは、試合に向けて実戦さながらの練習をするなどし、士気を高めている。練習後にはマネジャーらが炊いたご飯の大盛りを、みんなでこぞって食べる。米はOBや保護者が差し入れてくれたものだ。

 機動力を生かしてフィールドを広く使う「展開ラグビー」がチームの持ち味。ナンバー8の大原正郁(まさふみ)選手(3年)は、184センチ86キロと恵まれた体格から繰り出すパワープレーで相手を圧倒する。県予選の決勝でも2トライを決め、勝利に大きく貢献した。WTBの平田星之介選手(同)は50メートル6秒2で走る俊足を生かして敵陣に切り込む。「味方と連係し、自分のスピードを生かして点を取りたい」と意気込む。ゴールキッカーを務めるのはフルバックの落合亮太選手(2年)。入部以来、全体練習後に一人で黙々とキックの練習をしてきた。「仲間がトライを決めてくれたら、自分がゴールキックを決める」と力強い。

 初戦の相手となる飯田について、黒住監督は「簡単に勝てる相手ではない」と評価。情報を集めて研究している。スタンドオフの浮田一太(いった)主将(3年)は「全国大会に出場できる高校はどこも強い。どれだけ試合で走れるかが鍵を握る」とみている。県予選の決勝では足をつって途中交代したが、「花園ではドリンクをしっかり飲んで、入念にストレッチをする」と対策を立てている。初戦に向け、「試合後に倒れても良い。声がかれるまで出して、チームを引っ張りたい」と闘志を燃やしている。

 ■倉敷工の花園での戦績

第66回大会

1回戦敗退 倉敷工 3-6 清水南(静岡)

第90回大会

1回戦敗退 倉敷工 12-50 岡谷工(長野)

第92回大会

1回戦敗退 倉敷工 7-78 日川(山梨)

第93回大会

1回戦敗退 倉敷工 0-19 日本航空石川(石川)

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記事(提供:毎日新聞/2017/12/9 15:30)

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